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"いい音楽とは"をしっかり考えた音源を制作中です。
Twitterでは足りないくらいにチビチビと情報を小出しにしているのですが、
もとより高校時代からバンドマンでした。
最近は、売ってもいないのに、バンドマンっていう肩書もちょっと小恥ずかしい歳になってきたのであまり口に出していないだけ。
それでも、歌うということは好きなんです。口下手な自分が唯一、歌の力を借りて人に心の内側を伝えられる、とか思ってたりするから。
きっと聴く側としては、
「声が好き」「良いこといってる」「歌がうまい」「カッコいい」などなど、さまざまな個人にとっての"いい音楽"があります。
じゃあ、歌う側・作る側としての"いい音楽"ってのはなんだろう。
そんなことを最近ひたすらに考えていて、少しずつ見えてきた気がします。
やはり、人が聞いていい音楽と感じたものが"いい音楽"なのです。
理論的に勝ちに行くことを考えれば、ジャンルの見極め、トレンドの奏法、ボーカルと音域がマッチしたキー、などさまざま。
いまの自分にとって、音楽は勝ちに行くものではなくなっていて。
いや、初めからそんなものなかったのかも。
誰かと感情を共有したかったり、しょうもない世界で生きていたって小さい幸せや許しは沢山拾うことができるよっていうことを伝えたかったり、僕が必死に伝えようとしている様をイメージしてもらったりしたかったのかもしれない。
音楽を聴いた人が共感覚的なものを得られるような楽曲を生み出すことが僕にとって、ひとつのゴールなんじゃないかと感じ始めた。
そこで、2年前に一番頑張って、一番聴いてもらえた曲をもう一度聴いてみて、
いまの自分との違いを、もう一度同じ曲で焼き直すことにした。
歌詞もガラッと、今の伝え方に置き換える。
一般的に、曲が出来上がって、それからの改善は新しい曲でやっていくものかと思う。
ただ、昔の自分の曲を聞けば不満しか浮かばなくて。何故こんなにもエゴをぶつけていたのだろうかと。
だからいまひたすら、たった1人のメンバーからあがってくるデモ音源に歌をかぶせては、以前よりも全力で、リアルな声で、とてつもない包容力と背中を押す力を秘めた音楽に出来るよう試行錯誤している。
新しく聴いてくれるかもしれない人、前にこの曲を聴いたことがある人にも、アマチュアのフルパワーで「声が好き」「良いこといってる」「歌がうまい」「カッコいい」などと感じて頂けるような曲にしていきます。
完成したらば、ぜひ聴いてみて欲しい。
一応、古い音源を置いておきます。
たぶん、賛否両論ありそうだけど、
これをもっといいものに変える自信があるので、ちょっと期待して待っててもらえると嬉しいです。
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