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いますぐ サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい の感想

日本経済は失われた30年といわれています。物価上昇に賃金が追い付かず
実質賃金は下がる一方です。国も対策はしておりますが大きな効果はみられないようです。2024年からは新ニーサが始まり、自分達の資産はそれでなんとかするようにといった印象です。

そんな中お金を増やすためには、働いて給料を上げる、ニーサなどの投資で増やす、またまた節約をするなどありますが、一番ハードルが高いのは自分の事業を持つことではないでしょうか。
事実、富裕層と言われる方々は自分たちの事業をもっています。

この本のタイトルを見たときに会社を買うなんて私には無理だろうというのが率直な感想でしたが、中小企業経営者の高齢化、後継者不足で事業承継がうまくいっていない会社が多く、これからも増え続けていくでしょう。
そういった担い手不足の会社を買うことによって日本の中小企業を存続していくことにも一役買っています。

ゼロから会社を立ち上げるには大きな労力を要しますがある程度出来上がっている会社であれば売上の予測や取引先とのやりとりなどスムーズに立ち上げることもできるでしょう。新しい人材が入ることによってよい相乗効果を生むのではないのでしょうか。

現状を変えたいと意志のある方におすすめの本です。

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