リモート勤務が続くからこそ、質問された時にその回答を組織の資産として残す重要性

こうしたリモート状況だからこそ（リモート状況じゃなくかったとしてもですが）、質問すること、されることが増えていると思います。

こうした質問をもちろんその場で適切に回答していくことは大切です。
さらに大事なのは、その質問と回答を組織の資産として残すことだと考えています。

ある業務をアシスタントさんにお願いしていますが、最初は頻繁に自分も質問を受けました。その質問の中であまりに個別事象なものを除き、質問内容とその回答をシートに貯めていってもらっています（資産として残してもらっています）。

こうした質問と回答を貯めることによって、他の人は質問せずにこのシートを見れば自己解決できることが増えます。また社員である自分が回答せずとも、アシスタントさん同士で解決するヒントにもなるので、これまでだったら自分が判断しないといけなかったことを、アシスタントさんにおまかせすることもできるようになります。こうして、自分が新しい他の業務を行う時間を捻出することができます。

また、この質問とその回答を貯めることによって、これを見た新しい人からすると、「これくらいのことをやっているんだな」と当たり前レベルの高さを感じてもらうことができます。

組織としての当たり前を上げたい時は、こうした質問された時にその回答を残しておくことが最初の一歩としては良いのかもしれません。
チャットやメールで質問と回答を残すだけではなく、シートにリストの箇条書きでも良いので残すことが、当たり前レベルを上げることに繋がると思います。