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鑑賞記録「Billy Elliot」

週末に観たミュージカル映画があまりにも感動的で心揺さぶるものだったのでnoteに綴る。

映画『Billy Elliot』

邦題は『リトル・ダンサー』。イギリス北部の小さな炭坑町に住む11歳の少年ビリーがみるみるバレエに没頭していく過程を描いた作品。このミュージカル映画は音楽家エルトン・ジョンをも感動させ、舞台版『Billy Elliot』の挿入歌「Electricity」が誕生した。

バレエに熱中した主人公ビリーは最終的にロイヤルバレエスクールのオーディションを受けるのだが、面接で質問にうまく答えられず面接官を困らせてしまう。

帰ろうとした時、最後に一つだけ。「踊っている時にどんな気持ちになるの?」と尋ねられた。すると、これまでうまく答えられなかったビリーがこんな言葉を口にする。

“Don't know. Sort of feels good. It's sort of stiff and that, but once I get goin', then I, like, forget everything… and sort of disappear. Like I feel a change in me whole body. Like there’s a fire in me body. I’m just there. Flying… like a bird. Like electricity.”

(さあ...いい気分です。最初は体が硬いけど踊りだすと何もかも忘れて、すべてが消えます。自分が変わって、体の中に炎が… 宙を飛んでる気分になります。鳥のように。電気のように。)

私はこの言葉にすっかり心を奪われてしまった。なぜこのシーンが良かったのかについては考えるのを放棄して…(笑) 何度もこのシーンだけ繰り返し見ている。何度見ても美しい。

感動するということ

この映画『Billy Elliot』のおかげで私の休日は実に幸せな時間になった。

自分は何に突き動かされているのか?という問いを立てた時、何らかの「感動体験」を求めているんじゃないかなと。

同じ作品を繰り返し視聴する自分。劇場版のチケットを調べ、大阪まで行きたいと思う自分。こうしてnoteに綴っておきたいと思う自分。

これらは、作品を通していただいた「感動体験」が行動の源になっている。だから、世の中に溢れているたくさんのサービスや商品はすべて何か「感動」というワードに近い尊いものを含んでいるんだなと。

暑い夏に飲むキンキンに冷えたビール。雨上がりにみたきれいな虹。ふわっふわの食パン。大好きなアーティストのライブ。

全てが尊い~。

本日もみなさまに素敵な感動体験が訪れますように!

最後までお読みいただきありがとうございました💛



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