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【企画へ応募】RiNNeプロジェクト 朗読文1〜6

こんばんは、のんちゃです☺️

今日はこちらの企画に応募してみます。

こちらは、先に行われました、才の祭にて小説部門特別賞を受賞された七田苗子さんの
中編小説:『RiNNe』という作品をもとに、
二次創作するという企画です。
先日、こそっと朗読部門にも応募してみました。
今回は、朗読文部門での応募です。
(締め切り日ぎりぎり。)

昨日、夕方から急に思い立って、書き始めました。晩御飯食べ終わってからだから…

少なくても5時間ぶっ通しで…
iPhoneで…
目が…
指が…
肩が…

勢いってやつです。
詩になってないかもしれませんが、
思いつくまま書いてみました。
思い立ったが、吉日✨
よろしくお願いします。

【シーン1 】「声」

【テーマ】
碧パート
「待っているよ」と、碧の夢で呼びかける女性

何かを
大切な何かをずっと忘れているような
もやがかかっている
何を手に入れても次の瞬間に感じる
これじゃない何か。
待っているよ
その声だけが 僕を
僕の心を惹きつけて止まない
愛おしい。
それが誰かもわからないのに。

(100文字)

【シーン2 】「待ち続ける」

沙織パート
夢に出てきた男性「冬馬」を待ち続ける

草や木が季節を待つように
太陽や雨を待つように
私は誰かを待っている
草や木は語りかけてくれる
私が知らないこと
夢の中で 
私のもう一つの名を呼ぶ 愛しい人
私の太陽
覚めていく夢の中
薄れていく意識
どうか見つけ出して。

(100文字)

【シーン3 】「Akane」

碧パート
碧を士別へと向かわせる星「Akane」

       

僕を求める
声が聞こえた
夢から覚めた現実の中で
そこにあり続ける感覚
それが誰のものなのか
わからない
境界がなくなっていく
僕は探さなければ
ただ一つの手がかりを頼りに
会いたいという想いだけが
僕を突き動かしている

(100文字)


【シーン4】「トーマの木」

沙織パート
沙織を士別へと導くもみの木

Rin… 気付いてほしいから
Rin… 何も話さない
Rin… 僕を見て 僕を見て 気が付いて
Rin…君の名を知ってるよ
僕の声、聞こえる?
思い出して
星の夜のこと
月の明かりがそっと導く
僕はトーマの木。
2人の約束の木。

(100文字)

【シーン5 】「輪廻(碧)」

碧パート
茜=沙織との再会

心の中の奥の方
扉の奥にあった星
僕は今の今まで思い出せずに。
雲が月をはらう
輝く月の傍に小さく輝く星。
満点の星空
心ごと吸い込まれそうになる
幾千の夜を越えて
幾千の旅をして
やっと会えた君。
月明かりの向こうに。

(100文字)

【シーン6】 「輪廻(沙織)」

沙織パート
冬馬=碧との再会

教えて 教えて
何を忘れてる?
思い出して 思い出して
こっちだよ 会いたいよ
鳴り響く
トーマの木
Rin…
鈴の音が 呼んでいる
待つべき場所へ
もう迷わない
月の明かりが 優しく照らす
幾千の星の夜 月の朝を越えて
待っていたよ。

(100文字)


最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
寒い日が続いていますが、
温かくして、お過ごし下さいませ🍵

今日も素敵な一日を✨

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