転職活動をすべきか迷っている貴方へ
どうも、まるたろうです。
最近、Twitterのフォロワーさんからよく転職相談を受けます。
コロナ禍による急激な景気悪化は、今すぐ転職すべきなのかそれとも後回しにした方が良いのか、判断に迷っているようです。
結論から言うと、
転職活動は是非やるべき
ただし、本当に転職すべきかどうかは情報収集しながら慎重に考えるべき
と私は考えています。
なぜ転職活動をすべきか
私が以前利用させてもらった転職エージェントさんなどから話を聞いていると、やはりコロナ禍によって企業の求人数はグッと絞られているようです。
この時期に転職をしようとしても、希望の求人がなかったり、希望の求人があったとしても、倍率が上がっている可能性が大いにあります。
なのに、なぜ転職活動をすべきなのか。
まず、前提として、
私が言っている「転職活動すべき」というのは、「転職すべき」という意味ではありません。
転職すべきかどうかは、転職活動しながら情報収集しつつ、希望の求人の内定をもらってから考えればよいです。
何も行動していない状態で転職すべきか迷っているのであれば、まずは転職活動を始めましょう。ということ。
正直、転職活動することのデメリットはほとんどありません。(敢えて言うなら自分の自由な時間が減ることぐらい)
なので、悩むくらいならまずは転職活動をしましょう。そして、内定をもらってから悩み(検討し)ましょう。
転職活動にデメリットはほとんどないと言いましたが、メリットはあります。
主なメリットは以下3つです。
転職市場の情報収集ができる
いざ転職するとなった時に、スムーズに行動できる
求人に応募して仮に不採用になっても、再応募できる
1.転職市場の情報収集ができる
これは、自分でネットなどで情報収集できるという意味ではなく、転職エージェントに登録しておくと担当者が付くことになるので、その担当者から、リアルな情報を得ることができるということです。
こんな記事を書いておいて何ですが、私は現在の転職市場のリアルな情報は、正直知りません。ネットやTwitterに落ちている情報ももちろんそうです。
なぜかと言うと、転職市場のリアルな情報と言うのは、confidentialな情報のため、ネットのopenな場所には出てきません。
また、出てきたとしても転職市場(特に今)は情報の移り変わりが激しいため、古い情報だったりします。
リアルな情報を得るには、転職エージェントに登録して、担当者から情報を得ましょう。
2.いざ転職するとなった時に、スムーズに行動できる
正直、このご時世、数ヶ月先の世の中がどうなっているかもわかりません。
うちの会社は大丈夫と思っていても、
ボーナスのカット
昇給、昇格基準の厳格化
(最悪の場合)倒産
があるかもしれません。
ですので、転職すべき状況となってから転職活動始めるのではなく、今のうちから転職活動を始め、情報収集をしつつ、
いざ転職するとなった時にスムーズに行動に移せるように準備しておきましょう。
3.求人に応募して仮に不採用になっても、再応募できる
以前、転職未経験の方から、
「一度求人に応募して不採用になってしまったら、その企業には今後再応募できるんですか?」
という質問を受けたことがありますが、安心してください。再応募可能です。
もちろん一定の期間が経過していないと再応募はできません。
1年経過しないと再応募できないようにしている企業が多いようです。
ただし、企業によっては、短い期間で再応募できるところや、更に長い期間を経過しないといけないところもあるため、転職エージェントに確認は取っておきましょう。
転職を活動を始めるに当たってまず最初にやるべきこと
以下のツイートをご参照ください。
この5つは必須かなと思います。
①転職エージェント登録
これは当たり前ですね。
コンサル・外資系を目指している方限定ですが、おすすめの転職エージェントは後述しておきます。
ちなみに、転職エージェントは3社〜5社程度登録しておくことをおすすめします。
1社のエージェントの情報だけを聞いて鵜呑みにするのではなく、複数のエージェントから情報を聞くことが大事です。
②ビズリーチ登録
Mなどでよく見ますね。これを使うと様々なエージェントから直接DMがきますので、登録しておくことをおすすめします。
ただし、たくさんDMが来るからって、自分の市場価値が高いと天狗にならないように気をつけましょう。
ビズリーチに登録している人のほとんどは、DMがたくさん届いています。
③LinkedIn登録
これもビズリーチ同様、様々なエージェントからDMがきますので、登録しておくことをおすすめします。
こちらもたくさんのDMが届きます。
ただし、怪しい不動産営業のDMも届くのでご注意ください。
④転職口コミサイト登録
これはOpenWorkなどの転職口コミサイトのことです。企業のリアルな情報(年収レンジ、働き方、社風など)を調べるのにおすすめです。
ただし、古い情報であったり、個人の思い込みによる偏った情報などもあるので、参考程度で考えた方が良いと思います。
⑤知り合いを探す
リファラル採用のことです。
私も一度リファラル採用で転職したことがあります。
報奨金が出るとことや、企業によっては内定をもらえやすかったりします。
コンサル・外資系転職におすすめのエージェント
コンサル・外資系限定ですがこちらがおすすめのエージェントです。
このツイートには記載していませんが、
コンコード
アンテロープ
も評判が良いので、ぜひ参考にしてください。
転職活動の注意点
冒頭で、まずは転職活動をするべき、とお伝えしましたが、注意も必要です。
それは何かと言いますと、転職エージェントのカモにされないことです。
先ほど、転職エージェントは3社〜5社登録した方がよいといったことと繋がります。
転職未経験の方は知らないかもしれませんが、転職エージェントは基本的に無料で利用することができます。
どうやって、転職エージェントは売り上げをあげているかというと、求職者が企業に転職することよって、転職先企業からエージェントフィーを貰っています。
エージェントフィーの相場はおおよそ、転職者の年収オファー額の35%と言われています。(外資系だと25%程と言われています)
年収500万円→175万円
年収1000万円→350万円
年収2000万円→700万円
ということです。
なかなか高額ですよね。
つまり、転職エージェントは、高額なオファーを出す企業に求職者をたくさん転職させればさせる、売り上げがあがるというビジネスモデルです。
もちろん、売り上げだけのことを考えて、とりあえず求職者を転職させようと考えている企業はない(と信じたい)のですが、念のため複数の転職エージェントに登録をして、複数の意見を聞いた上で応募先、転職先を決めることが大事です。
コンサル業界のプロジェクト状況
ここからはコンサル業界に限った話をさせていただきます。
これはちゃんとデータを取っているわけではなく、知人のコンサルファームに勤めている方や、コンサル系のフリーランスをやられている方から話を聞いた内容です。(なので参考程度に)まず、コンサルといってもジャンルは大きく3つあります。
戦略系(新規事業立案など)
業務改善系(現行ビジネスプロセスの可視化・改善など)
IT系(基幹系システム刷新、AI・IoT関連など)
結論からいうと、戦略系、業務改善系は案件はシュリンクしているようです。
IT系は少し減っている程度。
また、IT系と言っても、基幹系システム刷新の方はあまりは減っていないようですが、AI・IoT関連は少なくなってきているようです。
やはり、先行投資系の案件はシュリンクしているようです。
(基幹系システム系の方も今後どうなるかはわかりませんが)
もちろん、戦略系や業務改善系の全ての案件がなくなった訳ではないのですが、そういった案件ができる組織への転職は倍率が高くなっていると予想されます。
また、以下はフリーコンサルのエージェントサービスを手がけている株式会社みらいワークスのニュースリリースです。
2020年4月10日(金)~4月14日(火)時点の実態調査ですが、
「影響なし」が55.2%、「減少」が40.3%、「増加」が4.4%
という結果のようです。
フリーランスのコンサルタントの約4割は収入が減少したようです。
これはフリーランスの話だろ?と思われるかもしれませんが、コンサルファームも同様に案件打ち切りやシュリンクが進んでいると予想されます。
とはいうものの、6割は影響なしもしくは増加しているため、ポジティブに考えると、業種によってはまだまだチャンスがあると考えられます。
フリーのIT系コンサルタントとして働いている私も今の所は影響なしです。
終わりに
この記事は、とあるブログを拝見し、執筆しようと思い立ちました。
とあるブログとは、株式会社キープレイヤーズ 高野 秀敏さん(@keyplayers)のブログです。
高野さんのこちらのブログは、転職における業種・職種の選び方の戦略が纏められており、転職をしようか迷っている人にとってはおすすめです。
また、ブログ後半のこちらの文章。
まさに、迷う時間があったら行動、です。
転職活動をすべきかどうか迷っている方、会社の将来に不安を感じている方、自身のキャリアに悩んでいる方の一助になれば幸いです。
それではまた!
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