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webライターになるのに有料講座は必要かと聞かれたら…ピンキリだと答える

webライターはピンからキリまで。
あえて文字単価で表現すると、1文字10円以上の人もいれば、1文字0.1円以下の人もいる。
webライター界隈では1文字1円がギリギリラインと思っている人が多いように感じる。
ちなみに、私は文字単価にすると平均1文字1円程度だ。
7年もwebライターやっていて1文字1円程度をウロウロしている私は、自他ともに認めるダラダラライターであり、ピンキリでいうならキリの部類である。

さて、タイトルの「webライターになるのに有料講座は必要か?」の問題について。
ぶっちゃけ、私のようなキリのwebライターなら、有料講座なんぞ一切必要ないと断言する。
なぜならば、キリのwebライターに求められるのは「10歳でも理解できる文章力」だからだ。
小難しいテクニックは不要。
日本の義務教育修了程度の文章力があれば、キリのwebライターになら誰でもいますぐなれる。
私も有料講座を一切受けたことがないし、勉強嫌いの高卒で、学生時代に文学や文法、文章の勉強をしてきたわけじゃない。

だから「webライターになるためにがんばってます!」というツイートを見ると「え?なにが?」と思ってしまう。
学校の授業を受けて国語が3以上とれているなら、勉強せずにとりあえず仕事に応募すればいいのにと思う。
webライターの仕事はクラウドソーシングを利用すれば簡単に獲得できるからだ。
もちろん、単価のピンキリが激しく、搾取されないように注意深く案件を選ぶ必要はあるけど。

本音をぶっちゃけると、自分の文章力に自信がない人がwebライターに挑戦する意味が解らない。
勉強しないと文章を書く自信がないなら、webライター以外の仕事を選べば良いと思う。
そのほうが効率的だし、本人にとっても楽だと思うのだが。
(事情があって在宅の仕事を探している人は別)

「webライターになりたい」と思うなら、とにかく案件に応募してみればいいと思う。
文章の勉強は並行してできるし、古本屋で文章の基本的なマニュアル系の本を買って読んだり、クラウドワークスなどが提供している無料講座を視聴するだけで、基礎的な文章力は獲得できるんだからさ。
ってことで、webライターのキリなら、有料講座は不要だ。

しかし、「ピン」の世界は別かもしれない。
そもそも、私は場末のwebライターなので「ピン」の世界を知らない。
webライター界隈では私よりずっと歴の短い人が、私よりずっと高い単価で仕事を獲得し、バリバリと執筆して稼いでいる。
「ピン」の世界については、そういう人達が発信する情報を仕入れるのが良いと思う。

ただし「ピン」の人がどこで情報を発信しているのかわからない。
Twitterではずいぶんと豪勢な経歴のwebライターがいるようで、無言で私のようなキリwebライターをフォローしていくが、正直彼らの話を聞く気にはならないし、彼らが本当にピンのwebライターかどうか知ったこっちゃない。
だから「ピン」のwebライターの情報が欲しい方は、自力でピンwebライターを探してほしい。
ただし、いきなり初心者を無言フォローする「自称ピンwebライター」には気をつけて。

ちなみに、webライターは基本的に文章を書くのが好きな人じゃないと継続困難な職種だと思っている。
文章力は中学卒業程度で充分で、多くの人がwebライターに必要な文章力は既に獲得しているだろうが、「書き続ける能力」を持っている人は、実は少ないんじゃなかろうか。
私がフォローしているwebライターさんはブログはnoteを作成している人が多いが「採算度外視で趣味の延長で記事を書くくらい文章作成が好き」というのは、実はwebライターに重要な特性ではなかろうか。

私も本日8000文字くらい書かなきゃいけないのに、仕事には手をつけずにnoteを書きなぐっている。
「仕事したくない!」と思う日は少なくないが「文章作りたくない!」とは思わないんだなこれが。

なので、webライターやってみたいと思う人は、有料講座を受けずにとりあえずクラウドソーシングを使って仕事を獲得することをおすすめする。
私程度の文章力でも、時給換算で安定して最低時給を軽く上回れるようになるのだから、自信を持って取り組んでみてね。

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