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マリン女子山に登る②〜テント泊登山本番まで40日!準備編 -Sep 2021-

こんにちは、のんびり風子です。幼い時から慣れ親しんだフィールドは海。
海水浴はもちろんボディボードやダイビング、SUP、etc。何をしても、いえ、何をしなくても楽しく過ごす自信があります。
ところが、そんな私が何を思ったか木曽駒ケ岳でキャンプすることに。
そのときの様子を書いてみます。今回はシリーズ2回目は準備編です。

前回までの話

山登りの道具がない!

出発までになんとか形になった

決断した後の行動は早い。さっそく持ち物を準備しなくちゃ。
でも、ちょっとまてよ。お気に入りのテントをもって意気揚々と山に出かける気分になっているが、山を登るための道具がほとんどないじゃないか。
持っている水着やマリンシューズは無用の長物。山とはいかに無縁の生活をしていたかを思い知った。
幸い、キャンプ道具は持っていたので、テント、バーナー、食器類、スリーピングパッドなどは使えそうだ。
あとは、いったい何が必要なのだろう。

さっぱりわかっちゃいないが、金銭的な余裕がないので失敗は許されない。
適当なもので済ますようなこともしたくない。
やるからには妥協はしないというのが自分流。
毎晩パソコンに向かい血まなこになって情報を集め、自分なりの持ち物リストを作っていった。

手始めに、ザックと靴を見に行った

初めての登山靴とソックスはモンベルで。

今どきはなんでもオンラインショップで手に入る。
しかし、身に着けるものは自分の骨格や体型に大きく影響を受けるので、ぜひとも試着したいところ。
登山用品店に行ってみようかな。
でも、そこは今まで足を踏み入れたこともない「すごい人たち」の世界。
へんな思い込みもあり、なんだか丸腰で敵地に乗り込むような気持になってしまいなかなか気が進まない。
ぐずぐずしている間に、あっというまに出発まであと40日となってしまった。
頻繁にショップにいけるわけでもないので、いざ出陣。
覚悟を決めて恐る恐るショップに入った。

ほぼ初心者なんですが、来月木曽駒ケ岳に2泊3日でテント泊登山をします!

ショップに入って、相談するときの決まり文句である。
登山歴や具体的な時期と行先を伝えると様子がわかり、スタッフさんは商品を選びやすいようだ。
しかし、ここであわてて買うのは禁物。
別の日に行ったり、ショップを変えたりして違うスタッフさんにセカンドオピニオンをきくようにした。
なぜなら、その人自身の登山スタイルによっておすすめがかわってくるからだ。
年配のガチ登山系の人は「2泊3日なら50リットルがいい」といい、若い男子は「30~40リットルもあれば十分です」と。
あとは、自分の持ち物の量や背負い心地、体とのバランスなどをチェック。
なかなか決断できず、ザックと靴は何度もショップに通い慎重に選んだ。
根気よくつきあってくれた、山好きなスタッフさんたちには感謝しかない。
おかげでストレスなく山登りができた。

登山用品店で購入したもの

  • ザック(Gregory JADE38)

  • 靴(モンベル ツオロミーブーツ)

  • ウールのソックス(モンベル)

  • ウォーターボトル(プラティパス)

山道具のレンタルショップがあることを知る

ヘルメット、寝袋、ストック、レインジャケット、レインパンツをレンタル

ネットでいろいろ調べるうちに、登山の道具がレンタルできることを知った。
これから続けるのかどうかもよくわからないのに、大枚をはたくのもどうかと思っていたので利用してみることにした。

レンタルしたもの

  • 雨具(レインジャケットとレインパンツ)

  • ヘルメット

  • 冬用シュラフ(寝袋)

  • ストック

衣類はワークマンも活用

残るは衣類だ。ここは節約で手持ちのもので使えそうなものをなるべく使うことにする。
マリンスポーツ用のラッシュパーカやキャップは速乾性がある。
妙にカラフルで今どきの山スタイルっぽくないけど引き続き流用。
視認性が高ければ、万が一の時に発見されやすいだろう。
防寒用のダウンは、ボロいけどユニクロのウルトラライトダウンで手を打つことにした。
さすがに、登山に向いたパンツや保温のためのアンダーウエアはなかったので新調した。

新たに購入したもの

  • ストレッチのきいた起毛素材のアウトドア用パンツ(ワークマン)

  • メリノウール長袖シャツ(ワークマン)

直前のパッキングは危険!?

出発3日前。パッキングも上手にできるようにしておかねば、と揃えた道具をザックに詰めてみた。
すると...…
ザックに道具が入りきらないではないか!
何度詰め方を変えても荷物がはみ出す。
食料とエマージェンシーキット、ヘルメットがはみ出した。
38リットルもあるのになんで?
ここまでまったく気づいてなかったのだが、冬用のシュラフが思いのほかかさばっていた。
シュラフのサイズ感をまったく考えずに先にザックを買ってしまったのが失敗だった。

寝袋さえ小さくなれば、かなりスペースが確保できるはず。
ヘルメットは外付けにしよう。
あわてて、圧縮袋とヘルメットホルダーをショップに買いに行く羽目に...…
在庫があったのが不幸中の幸いだ。

追加購入したもの

  • 圧縮袋(ISUKA)

  • ヘルメットホルダー(MILLET)

以来、パッキングは少なくとも1週間前に一度は試すことにしている。

初パッキングは総重量12kg

ザックはパンパン。外付けのヘルメットの中にパンとおやつが入っている(笑)

すったもんだしながらようやくパッキングが終わった。
水や食料を入れ、総重量を計ると12kgとなった。
テントも入っているが、まあまあコンパクトに収まったと思う。
肩にずっしり重さを感じるが、担いで歩けないほどではない。
いよいよ、これで山を登る。
マリン女子の初登山。果たして成功するのだろうか。
パンパンにふくらんだザックを見て身震いした。

つづく

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