ゲームのキャラクターと主人公の夢作品は夢作品ではなく一つのcp作品じゃないかと思ってしまう夢女の話

初めまして、みやまアイです
今回は前々から書きたかった夢女のモヤモヤを書くことにしました。
拙い上にまとまりのない文章ではありますが、最後までお付き合いください。

そもそも、夢女子とは?

唐突ですが、皆さんは「夢女子」「夢小説」という単語をご存知でしょうか?
この記事を読んでくださっている方は聞いたことはあると思いますが、夢女についてざっくりとした説明をしようとしても、人によってバラバラな考えがあるため説明しづらいのです……ので、引用させてもらいました。

夢女子(ゆめじょし)とは、「夢」と呼ばれる創作ジャンルを愛好するオタク女子、という意味で用いられる表現。アニメやマンガなどの作品世界に、自分が考案したオリジナルのキャラクター(あるいは自分自身の投影といえるキャラクター)を登場させ、作中のキャラと懇意になったり恋愛関係を築いたりする展開を楽しむ女性のこと。

いわゆる夢作品を創作する者も、それを読む者も、どちらも夢女子に該当する。頭の中で夢想・妄想するだけの者を夢女子に含めて扱う場合もある。基本的には二次創作におけるジャンルといえるが、たとえば「自分を投影したキャラクターとオリキャラとの恋模様」といった形で一次創作に該当する作品が描かれる場合もある。

Weblio辞書より

……ということを踏まえた上で、今回は冒頭で書いた通り、一人の夢女のぼやきを書いていきます。あくまで夢女子皆さんがこう!という訳ではないのでそこだけは念頭に置いておいて欲しいです。

ゲームのキャラクターの夢女として生きている私

本題に入る前に、「こういったタイプ、思考の夢女が書いている」と知ってもらいたいので、少し自分語りをさせていただきます。
私はマンガやゲームなど色んな世界で夢女として生きているのですが、基本的には私は「自分の考えたnot自己投影のオリキャラ」の夢女として生きています。そのため、ゲームではキャラメイクが出来ない、主人公が自分(プレイヤー)ではなく一人のキャラクターとして確立されているゲームだと、まぁ夢女としてはやりづらい訳です。昔は主人公(プレイヤー)のキャラメイクが出来なくても大丈夫だったのですが、そのキャラクターのデフォルトネームが存在し、一人のキャラクターとして確立されていくのを見てしまってから苦手になってしまいました……(なんとも面倒くさい夢女である)
しかも、キャラメイクが出来ても主人公(プレイヤー)の性格や年齢、立ち位置は変えられないゲームがほとんどです。なので、自分である程度の会話の選択肢が選べるようになっていても、自分の中のオリキャラはこんな返しをしない!と勝手に解釈違いを起こすため、ちょっとモヤモヤするのです。要は、自分はこう返事がしたい、こういう行動がしたい!が限られてしまうため、どうしてもモヤモヤしてしまいます。……と、ここまで夢女の生きづらさを書いたところで、本題について語りたいと思います。(語り足りないのですが、これ以上話すと脱線してしまうので……)

キャラクター✖️デフォルト主人公はcp作品じゃないのか問題

タイトルにもある通り、私はデフォルト名前、見た目の主人公がキャラクターとあれやこれやする作品は所謂「カップリング作品」ではないのか?と思ってしまう訳です。
何故かと言うと、私は主にゲームの夢作品で主人公を夢女として扱う物はざっくりと分けて2種類あると思っています。
「主人公の立ち位置に居るが、ネームレス、見た目がデフォルトではない、特別な設定がある」ものと、「ゲームのデフォルトの見た目、名前であり、設定もゲーム基準である」ものの2種類です。
私は後者の設定で書かれている物はcp作品だと感じてしまう訳です。
後者の設定の作品だと、それは「オリキャラ」でもなく、「作品に登場した自分」でもなく、「自分の好みを入れた主人公(プレイヤー)」でもなく、「ゲームの主人公そのもの」になってしまうのでは無いのか?ゲームの主人公としての名前もあり、見た目が決まっており、立ち位置も決められている……それはもう立派な1人のキャラクターでは無いか?と私は感じてしまいます。
例えば、主人公のデフォルトの名前が「花子」であれば、キャラクター✖️花子と言う立派なcp作品になってしまうではありませんか!私はどうしてもそれが苦手です。
でもきっと、pixivやTwitterでそう言った作品を書かれている方は、そういったデフォルトの主人公=プレイヤーとして認識しており、デフォルトの主人公に投影しているのだろうな、とも思います。そのため、大きな声で「それはcp作品では?」と言いづらい訳です。
しかし、私は主人公にどうしても意識を投影しづらいので、そういった作品には拒絶反応を起こしてしまいます。どれだけ他のキャラクターに比べて性格や立ち位置に棘がないとはいえ、ある程度決まっている設定に私は入り込めないのです。難しい線引きだな、とつくづく思います。

最後に

この問題は夢女子の皆さんの感じ方によって意見が分かれると思っています。夢女子は所謂「腐女子」に比べて生きづらさを感じる方が多いような気がします。なので、色んな考え方、作品を受け入れていく姿勢が今後の夢女界隈を広げていくのかな、と思うのと同時に、それでは余計に生きづらさを感じる方が増えるのでは?と思ってしまいます。
皆さんがこの問題をどう感じるのか私には分かりませんが、このモヤモヤした感情を書き出すことによって、少しでも多くの人に共感してもらえればな……と思い書きました。
貴方はどう思いますか?良ければ教えて下さると嬉しいです。

最後に、ここまで読んでくださり、ありがとうございました!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?