おすすめの不気味?なリアリズム小説
今日はタイトルがおかしいですね・・・
何度考えても一番しっくりくるのが、【不気味なリアリズム小説】しかなかったです。
人によって感じ方が違うのかな。
今日は前置きはほどほどに早速内容を書いていきます。
・コンビニ人間
村田沙耶香さんの作品です。第155回の芥川賞を受賞しています。
一言で表せないです、この小説は。強いて言うとすると、「不気味」「衝撃」「現代風刺」「平凡な日常」?なのかな。
意味わからないですよね。笑
自分もわからないです。普通なのに不気味で現代風刺をしているようで、どこか共感もできる。
早速、概要ですが、
コンビニ店員歴18年、30代半ばの独身女性、古倉さんの話。彼女マニュアル通りにコンビニで働くことだけを生きがいに生活を送っている。
周りの人間からは気味悪いと言われても、浮いていたとしても、コンビニの風景や匂い、音が自分のことを「社会の正常な部品の一部」だと思わせてくれる、そんな古倉さんがコンビニの中でのバイトメンバーとの会話を通して、自分のことを再認識する・・・?
この小説の説明書くのは難しい。
ただ、伝えたいのは、「正常」とは何か、正常の異常?のような深いことを考えさせてくれるのと同時に、現代社会問題についても少し考えさせられました。
すごく不気味で後味が悪い感じを受けますが、これはこれで面白い作品だと思います。
この「無」に近いものを表現するための言い回しや、独特の表現方法も魅力の一つです。
独特な表現も多いし、少し変わった話ですが、設定がコンビニ店員と言うこともあり、本の初心者にも読みやすい内容なので、ぜひ読んでみてください。
読んでくださってありがとうございました
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