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「誌上開催」となった日文協のシンポジウム

2020年11月29日に共立女子大学で開催される予定だった日本文学協会の大会シンポジウムでが「誌上開催」されることになりました。

中古文学会をZOOMのウェビナーで開催してYouTubeにアップしてもらったばかりなので、当然オンライン開催だと思っていた私はガッカリしたわけですが、それならそれで面白おかしくやってみようと思い直し、オンライン発表の代替としてYouTubeで「紙芝居動画」を配信し始めました。

勝手にやっているわけではなく、司会をする運営委員の方や他の登壇者には報告して了承を得た上で取り組んでいます。


予定されていたシンポジウムは、以下のようなものです。

◆テーマ:国語・文学教育のこれからー学びの場をつなぐ

「デジタルシフトと国語科教育の未来」野中潤
「高校に古典は本当に必要かー高校生との対話を通じて」福田安典
「国語は何を教えなくてよいのか」野矢茂樹
◉ディスカッサント:紅野謙介

「誌上開催」というのは、実際のシンポジウムの代替として、日本文学協会の機関誌『日本文学』2020年3月号にパネリストの論考とディスカッサントのコメントが掲載されるというもので、その後、2020年9月号に誌上開催号を踏まえて書かれた会員の論考が掲載されることになっています。

そういう流れの中に、YouTubeによる紙芝居動画配信を混入させ、ZOOMでの対話やスラックでのコミュニケーションをおりまぜ、ハイブリッドな議論の場をつくろうという目論見です。

はてさて、これからどういう展開になるのか、乞うご期待!

※再生リストはこちら(11/2現在、4本目までアップ済)


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