アンダーグラウンドで大人気な日本の曲

アンダーグラウンドの定義がよくわかってないですが、とにかく、たくさんのマスメディアには報道されない世界ということにします つまりはマニアックな世界ですね

そんなアンダーグラウンドの中でも、音楽分野のマニアックな人たちの中ではここ数年、ひたすら日本ブームが巻き起こっています

もう分かる人にはわかってると思いますが、80年代ブームです

最近はもうアンダーグラウンドではなくなって来ましたが笑

今日は、その80年代ブームの中でも、とりわけ人気のあるジャンル、Future Punk(フューチャーパンク)を紹介したいと思います!

では行きましょう!

なんで80年代が流行っているの?

まずはここから説明していきたいと思います

この80年代ブームが流行りだしたのは、早くて2010年頃からです

そこから、徐々に規模が拡大していき、現在まで至ります

なぜ、80年代が流行ったのかというと、80年代に幼少期を過ごした子ども達が大人になり、昔を懐かしむような感覚で当時をフューチャーしていったことから始まったといわれています

「あー当時はこんなのが流行ってたなー」とか「身の回りにはこんなデザインが溢れてたなー」とか

その根源であり、人気の火付け役であるトラックがこちらです👇

これを読んでいる2,30代以上の方はなんとな~く伝えたいことがわかるのでないでしょうか笑

このトラックのリリースは2011年12月 原曲はダイアナロスさんの”It’s Your Move”であり、Vaperwave(ヴェイパーウェイヴ)というジャンルの中では象徴的な、まさに原点となる曲です

トラック名は"リサフランク420 / 現代のコンピュー" なんと日本語なんですね笑

それも意味がわかりません笑 "現代の"はわかるけど"コンピュー"ってなに?? 誤字かなって笑

しかし、流石アンダーグラウンド!こういう独自の世界観から徐々に人気を博していきました!

ちなみに、"現代のコンピュー"という言葉の意味が通っていないことは作曲者はもちろん、日本語が全くわからないマニア達もわかっています

なにが言いたいかというと、「80年代にリリースされた曲をエモく加工して、タイトルはわけわからない日本語をつかおうぜ!」ってのが流行ったのです

なぜ日本語なのかは諸説ありますが、当時日本はバブル絶頂期だったこともあり、海外にも日本製品がたくさん輸出されたことから、日本語を見る機会が沢山あったからではないでしょうか

なかでもカメラは日本製品がたくさん使われてきていましたから、日本で流れるVHS映像がマニア達にはすごーくEmotional!に見受けられたと考えられます

VaperwaveはこういうMVばかり!👇

いずれにせよ、この雰囲気を出すためには日本という要素が欠かせないということですね 芸術ってよくわからないけどすごい!ってのがよく分かる例ですな笑

フューチャーパンクってなに?

つぎにFuture Punk(フューチャーパンク)について話していきます

先程説明したヴェイパーウェイヴが原点!!ならばFuture Punkはかなり現代よりの、現代と融合させた様な音楽ジャンルになります

Future Punkの面白さはなんと言ってもノれることですね!80年代の曲を最新技術でPOPに仕上げられています!

早速聞いてみてください!

こちらは1986年に秋元薫さんが初アルバムとしてリリースした"Cologne"内にあるトラック"Dress Down"をリミックスしたものです

ここでえっ?ってなることがありますよね笑 秋元薫って誰?って

そうです つまりこの界隈にいる音楽マニアさん達は知識量が半端じゃないってことです笑 日本人でもほとんど知らない曲を超カッコよくリミックスするなんて常軌を逸してますよね笑

で、なぜ彼らがこんな曲を知っているかというと、さきほど説明したVaperwaveに関係があるのです

わかりやすく書くとこんな感じですね

マニア「うわ~!Vaperwaveってジャンルめっちゃ面白いな!

マニア「確かに当時は子どもながらにして日本やべ~って思ってた!アニメもよく見てたし!笑笑

マニア「英語圏で流行った曲もいいけど、当時日本ってどんな曲作ってたんだろ

マニア「ええっ!めっちゃ良い曲作ってんじゃん!特にこのMariya TakeuchiのPlastic LoveとかANRIのShynes BoyとかTatsuro YamashitaのRIDE ON TIMEとか!

マニア「え!それも竹内まりやと山下達郎って結婚してるの?!すっご!!ていうか、日本の80sは掘れば掘るほど名曲だらけじゃん!!

マニア「やばい!どれもこれも超ノれる!!早速リミックスしたい!!

という感じです笑

ちなみに先程出したトラックのリミックス者である"マクロスMACROSS 82-99"さんはメキシコ出身のDJです!
いまではFuture Punkのパイオニア的存在で、2016年に初来日されています (名前の由来は文字通りアニメ「超時空要塞マクロス」から由来しています 82-99というのはメキシコでマクロスが放送されていたチャンネル番号だそうです)

更に、竹内まりやさんのプラスチックラブは何度削除されてもすぐ1000万回再生されるほど超人気に
山下達郎さんは当時から英語の曲を作っていたこともあり非公式ながら再生数はとんでもないことになってます! コメント欄は京都の観光バスのよう笑

ではここで、個人的イチオシFuture Punkを一つ紹介させていただきます!

人気急上昇!韓国出身のDJ!Night Tempo🌙で"Dreamy"!!!

リミックス者であるNight Tempo🌙さんは最近マツコの知らない世界でも紹介されるほど人気になってきました!
去年はマクロスMACROSS 82-99さんや他Future Punk DJ達と共に東京で年越しライブをしていましたよ!

こちらはみなさんご存知松田聖子さんから、1980年にリリースされたファーストアルバム"SQUALL"のトラック1"~南太平洋~ サンバの香り"です!原曲は下に👇

松田聖子さんをよく知っている方なら、うわ~懐っ~!!!となったんじゃないでしょか笑

こうして原曲を聞いてみると、確かにいい曲だね!となりますな!

そう、Future Punkが流行るということは、日本の80sブームが来るということなのです!笑 まさに、最近あの超大物 山口百恵さんもサブスク(月額制の音楽サービス)解禁されましたしね!

ということで、あまり日本では話題になっていませんが、海外の音楽マニアでは超流行っている日本の"隠れた名曲”を紹介させていただきました!

以上!レポートしようと思ったらやらなくていいってメールが来て嬉しくなった朝からお送りしました!

最後まで読んでくださりありがとうございました~(´▽`)

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