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学生料金で読む雑誌のススメ

こんにちは,なむです.

この記事は,JAXA学生Advent Calendarの20日目の記事です.

今回は,定期購読してみた雑誌を紹介したいと思います.

中には,学生料金を活用してかなりお得に購読できたものもあります.


TIME

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赤い表紙が印象的な,アメリカのニュース雑誌です.(世界最初のニュース雑誌らしいです)

年1回発行されるパーソンオブザイヤーを選ぶ特別号や,タイム100などで知っている人も多いかもしれません.

こちらは,学部生の時に生協で書籍を購入したときにチラシをもらい,定期的に英語に触れる機会が得られるのがよいと思ったことと,1年購読の特典として英英辞典の5冊セット(WEBSTER'S DESK REFERENCE SET)がもらえるのが悪くないと思って購読してみました.

週刊誌なので,購読すると毎週1冊,1年で52冊が届きます.


TIMEは世界で刊行されており,日本に届くのは香港で編集されたアジア版です.(各地域でどう違うのかはよく知りません)

ニュース雑誌ですので,ニュースと一緒に広告が含まれており,最初は日本で見ないような広告を見ながら楽しんで読めました.

普段英語を学ぶうえでは見ないような語彙に触れることができたり,雑誌特有の表現があったり,いろいろ勉強になりました.

ただ,アメリカの雑誌ならではの政治的な部分や,かなりの量の広告に飽きてしまい,1年で購読はやめてしまいました.


料金の話をすると,1冊862円ですが,定期購読をすると1年で19,500円(66%OFF!!)です.学生だとさらに安くなり,14,040円(75%OFF!!!!)になります.

CNN English Express

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TIME購読での反省を活かし,購読したのがこちらの月刊誌です.

CNNはリベラル寄りの報道内容で知られてるニュース番組です.(アメリカのトランプ大統領がフェイクニュースとして攻撃することが多い)

この報道内容を教材に,英語の勉強雑誌として編集されたものがCNN English Expressです.

毎号,ニュースで報道された記事をいくつかチョイスし,それを書き下したものと和訳,解説のほかに,英語学習についての特集が収録されています.

さらに付録として,実際に報道されたときの音声と,ゆっくり読み直した音声が収録されたCD,そして単語帳が毎号ついてきます.

TIMEより英語学習にフォーカスした内容で,そのうえ実際にニュース番組のシーンを教材として使っているので,英語学習としてはレベルが高く,かつ教材として充実したものでした.毎号ついてくるCDもとてもありがたかったです.

こちらは大学院入試や卒論の執筆時期に購読しており,学習が追い付かなくなってしまったために1年で購読をやめてしまいましたが,機会があればまた購読したいと思っています.

料金は,1冊1,263円ですが,1年間購読すると1冊無料になります.残念ながら学生料金での提供はありません.

また,現在は上記の無料CDは定期購読の特典となっているようです.

日経サイエンス

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SCIENTIFIC AMERICAN の日本語版として発行されている,(一応)一般読者向けの月刊科学雑誌です.

最近だと量子超越や新型コロナウイルス,はやぶさ2などについてタイムリーな特集が組まれ,トピックごとに複数の解説記事が載ります.

一般読者向けとされていますが,そこそこ難しいところまで踏み込むので,専門外のことについてだとそこそこ読むのが大変だと感じます.

他にも,科学系の書籍の新刊情報や書評,科学史のコラムや数学パズルなどが載ります.また,巻末には特集記事に関連する英語のテクニカルタームの特集もあります.

専門外のことについての特集は,普段知ることのない研究領域についての情報を得るいい機会だと感じます.

料金は,個別購入だと1冊1,466円ですが,定期購読すると,1年で16,104円(1冊1,342円)です.2年,3年の契約もあり,長期契約になれば割引率は上がります.

これだとお得感は少し薄いですが,学生だと半年契約と1年契約があり,半年だと5,500円(1冊あたり917円!!),1年だと10,435円(1冊あたり870円!!)と大幅にお得になります.

【番外編1:今後読んでみたい】数理科学

自然科学と社会科学の最先端トピックについて,毎号特集を組み紹介している雑誌です.

日経サイエンスと違い,専門的なところまで突っ込んだ特集が組まれているようです.

自分の研究分野に近い領域や,自分が興味を持った領域について,知識を深めていくきっかけとして使いたいと思っています.

(そういう意味では購読には向かないかもしれません)

購読による割引や学生料金などは見つけられませんでした.


【番外編2:今後読んでみたい】オレンジページ


在宅勤務が増えて,家でおいしい料理が食べたくなることが増えてきた気がします(当社比)

そこで,料理上手になれたらな...とわずかな希望をもって購読したいと考えたのがこちらです.

こんなご時世だからこそ,QOLを高めていきたいですよね!!


まとめ

習慣的に情報を収集できるようにしたいと思って適当に選んだ雑誌ですが,悪くないチョイスだった気がしているので,興味を持った方は学生のうちにチャレンジしてみることをオススメします!

以上,なむでした.

しがない大学院生にお小遣いをいただけたら嬉しいです。