きせのん

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【文庫本】キリエのうた 感想 ※ネタバレあり

0.初めに  キリエのうた、好きすぎて文庫本も読みました。 私自身、キリエのうた、音楽に救われている一人です。 映画を先に見ていたので結末は知っていましたが、文庫本ならではの活字での心情描写や、映画にはなかった描写もあり、改めて感想を書きたいなと思い、ここにまとめます。  話の大筋の感想は映画版の感想にまとめてますので、よければそちらを先に見てください! https://note.com/non_idol_kise/n/n81d7fbca5a6f?sub_rt=sh

    • キリエのうた 感想とかいろいろ【ネタバレあり】

      キリエのうたを観てから2週間以上経ちました。 未だ色褪せず、寧ろ日々暮らしている中でキリエの曲が浮かんできます。 辛い時、苦しくて心を殺してやり過ごす時、不思議と頭の中で憐れみの讃歌が流れます。 憐れみの讃歌はうまく生きていけない人たちに寄り添ってくれるような曲に感じます。 こんなはずじゃなかったよね、っていうのは特にイッコちゃんたちに響くはずの曲だったので、フェスまで辿り着けなくても、場外からでもイッコちゃんに聞こえててほしいって思います。 キリエのうたは基本的には終始救

      • 【映画】キリエのうた 感想

        キリエのうた とてもよすぎたので、是非見てほしい。 あらすじ(あんまりネタバレなしで見てほしいのでネタバレなし気味に書きます) 東京で家がなく、路上で歌っている「キリエ」。「キリエ」は歌以外で声が出せない。そんなキリエの歌をプロデュースすると言い出した「イッコ」と名乗る少女。「キリエ」と「イッコ」はお互いに過去に知り合いのようで、本名も知っているが、今はお互い「キリエ」と「イッコ」として生きている。生きる場所のない、そんな中でも、「キリエ」が歌い、「イッコ」がそれを広める

      【文庫本】キリエのうた 感想 ※ネタバレあり