お庭外 我が影吹きて 鬼やらい

画像1 季語:鬼やらい 季節:晩冬 外の庭で鬼やらい(おにやらい・追儺(ついな)とは、もともとは中国から伝わった災いを払う宮中の行事。 のちに神社寺院に伝わって、二月の節分の行事になった。 関東では成田山新勝寺の追儺の豆まきが有名。)をしていたら、それは自分の影だった、ということもあるのではないかと思い詠んでみました。身から出た錆を鬼と呼ぶこともあるのかもしれません。この限りにあらずとも思いますが、自らを最も戒めたいと思います。季節の変わり目は季語の汽水域のようで冬の季語まだ用いることができそうです。
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