初夢に教えられた、スポーツとコーディネーターが対話する意味

あけましておめでとうございます。せぬまです。
昨年末に念願かなって「チャレコミコーディネーターとJリーグチームが対話する」イベントを開催しました。

Jリーグのクラブは、地域のコーディネーターを担う大切な存在の一つなんだ…!と、Jリーグの100年構想を知った時からずっと思っている私としては、地域×若者の挑戦を後押しするチャレコミのコーディネーターと、一見全く分野の違うスポーツ側(Jリーグ)の方々が繋がって、『このまちに挑戦を広げる』という共通点を見出していく姿はグッとくるものがありました。当日の様子はチャレコミの公式noteに書いています。

さて、今回の企画は前述のとおり「何とかしてチャレコミとJリーグの両者を同じ土俵に上げられないか」を10年くらいこっそり画策していた私にとってはとても貴重な機会でした。
元々エンパブリックで話していたスポーツをもっと地域の一員にしたい。という文脈と、金沢で仁志出さんと高山さんと話して、改めてガクトラボやユースセンターの取り組みの課題意識をきいた時から、この二つは具体的になにかできる余地があるかもしれない。ということで始めたことでしたが、当日は私の想定以上に金沢のプレイヤーの方々を中心とした豪華メンバーにご参加いただき、とても贅沢な機会になりました。

幸いなことに、当日アンケートの満足度も高く、うちの地域でもあんな対話を実現したいです!という声を頂いてもいました。
しかし、自分の期待値の高さとのギャップからなのか、当日の対話の意味をなかなか自分の中では意味が言語化しきれないまま年を越してしまっていました。

が、今年の初夢で、(おそらく嵐の)コンサートを見ながら、サッカー関連の人たちとインターンシップの受け入れの分類を全国のコーディネーターの人たちとひたすら談義しつつ「ギルドみたいだねー」という楽しすぎる夢(夢なのでシチュエーションは謎(笑))を見て、突然腑に落ちる、といった出来事がありました。(夢の内容は自分のメモから抜粋)


これまでは私が勝手に両者が似ていたり、共通点を見出して心躍らせていただけだったのですが、実際に当事者を招いて、当事者同士が対話することによって、インターンシップやサッカーという手段ありきでなく、このまちに挑戦を広げる、という共通して目指したい大きな目標を確実に認識できたことが大きな意味だったのだと感じました。大きな目標が共有できれば、今やっていることに限らず、そして相手の得意分野に変に合わせすぎることもなく、もっといろいろな組み方ができることが大きいのだと感じました。

きっと夢の場所がコンサートという全く両者の専門ではないシチュエーションだったことも大きいですし、「ギルドみたいだねー」の発言もまったく謎なのですが(笑)とにかく楽しそうに話しながら「一緒に目標を目指す仲間」になっている両者が映像で見えたことは個人的には大きかったのではと思います。


いつも初夢は気が付いたら忘れ去ってしまいますが、今年の初夢は稀にみる楽しく、示唆のある夢だったので、書き残しておきます。
今年もよろしくお願いします。

ありがとうございます。喜びます。