見出し画像

「仮面舞踏会」栗本 薫 著 を読んで、私はPCを買っちゃいました

会社の同僚が「グイン・サーガ」を薦めてくれて、栗本ワールドにどっぷりはまり、伊集院大介シリーズを読み進めている時に出会いました。

画像1

パソコン通信が生んだバーチャル・アイドル”姫”。
その正体を巡りパソ通仲間は大騒ぎを繰り広げている。
渋谷ハチ公前に”姫”がついに姿を現すという約束の日、
その場所で一人の女子大生が惨殺された。
彼女は本当に”姫”なのか!?
手掛かりはすべてパソコン・モニターの中、
未曽有の難事件に挑む 伊集院大介!

引用:講談社文庫 あらすじ

パソコン通信が面白そうで、魅力的で、すごーくやってみたくて、
冬のボーナスでディスクトップパソコンとモデムを買っちゃいました。

ノートパソコンは高くて、手が出なかった(笑)

画像3

どでかいCRT画面だったなぁ

まだ仕事場で、一人に一台パソコンがなかった

スマホもなかった

インターネットもテレホーダイでダイヤルアップ接続だった

パソコンOSも、MS-DOSからWindowsへ移行が始まったころ


パソコン通信はしなかったけれど、出会ったのが「まちこ」

毎日午後11時になるとネットに繋ぎ、ピポパポピポパポ・・・ジージーの
ダイヤルアップ接続を経て、「まちこ」にアクセスしていました。

チャットができる仮想空間がいくつかあって、集まる人も決まってきたりして、その内仲良くなった人たちとチャットして楽しんでいました。

寝不足になっていましたが、楽しかったなぁ
ビーチに私はよく行ってたかなぁ

画像3

NTTデータ通信株式会社は、4月1日より会員向けに、3次元仮想空間を使ったバーチャルモール「まちこ」をオープンする。「まちこ」は、通産省が支援するEC実証実験のプロジェクトの1つで、平成10年2月まで行なわれる。

3次元の街の有効性や、決済処理などのシステムの仕組みなどの検証と、EM(Electronic Marketplace)運営のノウハウの蓄積を目的としている。なお、会員は96年11月から募集を開始していた(本誌11月14日号参照)。

 「まちこ」は女性向けのバーチャルモールだが、男性でも会員になれる。4月1日開始時点では、出店企業は52社、約1,000商品がある。会員は約7,000人としており、そのうちの約40%が女性とのことだ。

会員になると、専用のソフト(Windows 95用)とWWWブラウザー、CD-ROMを使って、ヨーロッパ風の仮想空間を歩き回ったり、途中で出会った人とチャット(会話)をしたり、ショッピングなどが楽しめる。

決済方法は、会員申し込み時に登録したクレジットカード(NICOSカードのみ)、まちこでのみ利用できる「バーチャルクレジットカード」、振り込みなどの現金決済の方法があり、購入時に選べるようになっている。

いずれの場合もカード番号や口座番号などを打ち込まず、予め会員に配られている「ペイメントパスワード」を入力することで、本人認証を行なう。

クレジットカードの場合は、日本信販の与信サーバーと専用線で接続されており、オンラインでの与信チェックをする。SETへの対応については、対応するが時期は未定とのことだ。

なお、オープンと同時に女性向けのオンラインマガジンも開設。こちらは会員でなくても見ることができる。

引用:Impress Watch ('97/3/31)

いくつかある仮想空間は、それぞれ住人の雰囲気が違っていました。
初めてのチャット。周りの住人はすごいスピードで会話が進んでいきます。

「そんなに早く打てないよ」とぼやきながらキーボードを叩いて(笑)
タイプしている途中で、みんなの会話がどんどん流れて
ついて行けなかったり!

後で聞いた話では、私は「おっとりお嬢さん」 って思われていたらしい。

人生初のオフ会で、十数人が”はじめまして”した時に、言われてびっくりしました。

その後、「実態は全然違うね!」と感想をいただきましたが ハハハ

私にとって初めて尽くしの経験をした「まちこ」
結構画期的なサービスだったと思うんだけどなぁ。。。

アナログからデジタルへ、色々変化していた面白い時代でしたね。


今は、PCを持つよりスマホで何でも済んでしまう世の中です。
新しいコンテンツもスマホをターゲットにしているのでしょう。

私は、老眼なのでどちらかというとPC派です。
noteの記事も、PCで書いています。

そんな私も、PC・インターネットを始めて環境はどんどん変わりました。

我が家のPC : Windows98/XP/7/10
        ディスクトップパソコン → ノートパソコン
携帯電話  : ガラケー → スマートフォン


今日は「はじめてのインターネット」について書きました。

ここに書いたことは、大半のnoteのクリエーターの皆さんにとって、体験したことのない・知らない・不思議な話だったのかなぁ。

私にとって懐かしいお話をさせていただきました。
おつきあい頂き、ありがとうございました。




#はじめてのインターネット #日記 #エッセイ #人生ハツ

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?