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オンラインスナックのはじめかた(準備編)

スナックやクラブをLINEでかんたんに予約できるサービス、Nomy(ノミー)のなっちゃんです。

新型コロナによりバー、ナイトクラブ、スナックなどは自粛を余儀なくされ、たいへんな思いをされているママさんが多くいらっしゃると思います。かくいう私も自分で経営している店がありますが、GW開けまでの休業を決めました。

先が見えず不安な中、落ち着くのには1年はかかる、という声もちらほら聞かれるようになりました。

以前から、冗談まじりにオンラインスナックできないか?という相談はあったのですがここにきて、真剣に初めてみようと考えているママさんが増えたようです。

ただ、使い方がわからない、何をすればいいの?

という方のために、ツールの比較や始める前に準備しておくことについてまとめました。


この先の記事の内容は、下記のコミュニティの中でも投稿しています。

「ママさんの情報交換室」

(こちらはママさん同士のみで情報交換をしたり、安心してお悩み相談できるためのグループです。チャンネル開設やわからないことがありましたらこちらでサポートしています)

オンラインスナックって何?

そもそもスナックとは何でしょうか。


深夜における酒類提供飲食店営業。一般に女性がカウンター越しに接客する飲酒店を指す。店の責任者は女性であることが多く、その女性は「ママ」と呼ばれる。深夜0時以降まで営業している店が多い。客が酒や軽食を口にしながら、「ママ」や店員、あるいは客同士で会話を楽しんだり、カラオケを歌ったりするのが主たるサービス。提供するアルコール類、料理類はあくまでその補助にすぎず、ブランデーなど高価な商品がある一方で、安価な甲類焼酎などが提供されることも多いのが(狭義の)バーとの違いである。
ーwikipediaより引用ー

最近では1日スナックと銘打ってスナックに見立てた飲み会を有名人が開催したり、仲間内でイベント的にやる人が増えてきました。

対面で、お酒を飲みながら、会話や歌を楽しむ

というのが現在使われている「スナック」の意味ではないでしょうか。

こうした飲み会を、オンラインでやることもオンラインスナックと呼べると思います。もちろん、すでにスナックをやっていらっしゃるママさんがお店からオンラインでお店の様子を配信する、これぞ本当のオンラインスナックです!今日はこの方法について書いていきます。

何のためにやるのか目的を整理しておこう

とにかくこれから先どうしよう!何かしなきゃ!という焦る気持ちがあると思います。ただ、やみくもに始めるのではなく、いつまで続けて、コロナが収束した時にどんな環境にしていたいのかイメージしてみましょう。

・コロナが落ち着くまで一時的にやるのか

・お店が再会しても営業ツールとして続けていくのか

・うまくいったらこの先オンラインだけでやっていくのか

まずは考えてみましょう。いずれのスタンスでやるにしても

A.再開時の来店を促すためのプロモーションと割り切って無料で行う

B.店舗運営費の足しにするため、無料で動画を配信し投げ銭をしてもらう

C.リアル店舗をオンラインに置き換え、時間毎に金銭を払ってもらい接客する

方向性を先に決めること、またお店の業種(バーなのか、スナックなのか、クラブなのか)、それぞれの価格帯によっても、準備すべきことや選ぶツールが変わります。

オンラインスナックで使うツールの比較

オンライン配信で使えるツールとしては、
・YouTube Live
・facebook Live
・zoom(ズーム)
・Whereby(ウェアバイ)

などがあります。すでにSNS(InstagaramやFacebook、LINEのストーリー)などでお店の様子を配信している方もいるかもしれませんがここでは割愛します。また17LiveやShowroomなどのライブ配信アプリも利用できるかもしれませんが、手数料の高さやユーザー層を考慮し今回は選択肢にいれていません。

YoutubeLive
今やお年寄りから子供まで夢中になっているYoutubeの Live機能は、動画編集なしに"今"を届けることができる手軽さが人気です。お店や自宅から配信をしてみましょう。配信側は音声と映像、お客様はチャットで参加できます。Yourtubeには投げ銭(スーパーチャット)機がありますがチャンネル登録が1000人以上にならなければお客様は投げ銭ができません。したがって、Aや、チャンネル登録者が多い場合はBの方法に向いています。
投げ銭(スーパーチャット)はYouTube側の手数料が3割、またiPhoneから課金すると更にApple側で上乗せ手数料があります。1000人登録があるお店はそんなにないと思います。画面越しにQRコードなどで課金してもらうと規約違反になりますので注意してください。
公開設定をオープンにしてる場合、Liveが始まるとチャンネル登録をしているお客様に通知されます。

facebook Live
配信側は音声と映像、お客様はチャットでのみ参加できます。facebookでお客様の友達が多ければこの方法が一番良さそうです。Liveが始まるとfacebookのフィードに出ますのでお客様に気がついてもらいやすく通知に便利ですしコメントも流れにくいです。
LIVE画面にPayPayなどのQRコードを貼って課金してもらうお店もあるようです。(PayPayでの店舗向け決済サービスの非対面での決済は規約で禁止されています)

AやBの方法に向いています。

zoom(ズーム)
配信側は音声と映像、お客様は音声とチャットで参加できます。
お酒を飲みながらだとチャットに書き込むのが面倒臭いというお客様もいますから、普通に会話ができて他のツールより双方向性があるという点でより気軽に参加してもらえそうです。お客様は自宅にいると会話できない場合がありますがその場合はチャットで参加してもらえますし、100人まで利用可能です。有料プランだとyoutube Liveやfacebook Liveとの統合ができるので、ママや女の子がそれぞれの自宅にいながら複数で接客する様子をyoutubeやfacebookでも配信できます。

AやBやCの方法に向いています。Bの場合はQRコードを背景画面に設定する人もいるようです。こちらもペイメントアプリでの非対面での決済は規約で禁止されています)

Cの場合、課金は簡単にネットショップを作れるサービスを使ってチケットなどの商品を販売する方法があります。

Whereby(ウェアバイ)
配信側は音声と映像、お客様も音声とチャットで参加できます。
お客様はダウンロードや登録をすることなくURLをクリックするだけですぐに参加可能です。無料プランだと4人までしか参加できませんが簡単なので、年齢の高いお客様と始めるにはハードルが低そうです。有料プランは9.9ドルで12人までの参加が可能です。

Cの方法に向いています。
Cの場合、課金はBASEやSTORESなど簡単にネットショップを作れるのでそこで商品としてチケットなどを販売する方法があります。

始める前に準備しておきたいこと

(LIVE配信の場合)

・一緒に配信する人と参加する人を探そう

LIVE配信の場合、いきなり一人でしゃべるのは難易度が高いかもしれません。ゲストを呼んでみたり、一緒に配信できるホステスさんをみつけてみましょう。会話形式だと普段お店でやっている接客とそんなに変わらないですし、配信者が他にいると、会話に詰まった時に助けてくれます。

また、初めは何人かのお客様にお願いして配信時間にチャットに参加してくれるように頼んでおきましょう。反応がない中、ただ喋りつづけるのは辛いものです。チャト欄で質問があったり、こちらの質問に答えてもらえると盛り上がった感がでますし、チャットの参加者同士でお互いレスしている様子はまるでお店の常連さんが隣同士で仲良くなっているような感覚です。

・SNSで告知しよう

事前にSNSで告知をしておく他、LIVEが始まる1時間前にリマインドしましょう。せっかくのLIVEを楽しみにしていても時間を忘れて、気がつくと終わっているなんてことはよくあります。SNSに開始予告とLIVEのURLを貼るのを忘れずに。

(LIVE以外の場合)

オンラインということ以外は、普段の接客とかわらないかもしれません、複数のお客様が参加する場合、ルームに入ってきたら、いらっしゃいませ、と反応してあげる、名前を呼ぶ、これは普段のお店と同じですね、お客様に呼びかける、だらだら続けないためにも最初に終わりの時間を決めておきましょう。

以上、オンラインスナックをはじめ方について書きましたが、ここ分からない、とか間違ってる!こんな方法もあるよ!等ご意見やご質問がありましたら、お気軽にtwitter(@Mutsumi_Nahira)まで教えてください。

大変なこの時期ですが、人と会えなくなることで、より人と人とのつながりが見直される時代がきました。

今できるかぎりことをやり切って、乗り超えていきましょう!

さいごに
Nomyでは、この度オンラインスナックを簡単に始められるポータルサイトをオープンします。
掲載を希望されるママは、こちらからお問い合わせください。

全国のママ友に会えることを心から楽しみにしております。


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