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ツルハドラッグのレジに並んで。

ども。
僕です。

歩いて10分弱のところに「ツルハドラッグ 本町店」がありまして。
ご存知ですか、ツルハドラッグ。
今や全国各地(北陸を除く)に系列店舗も含めて展開しているようですね。
で、ツルハの本社は僕が住む札幌市東区にあったりします。
具体的には「北24条通と苗穂丘珠通の交差点の西友の隣」ですね。
一昔前に牛肉の返金で乞食が群がった西友。
もっと言い方あるだろう、西友元町店だ。
その隣にツルハホールディングスの本社があるですよ。

おっと話がいきなり離れた。

ま、近くのツルハに買い物に行ったわけですよ。
卵とエジプト産スパゲティ(パスタとは言わない)とちょっとお酒を。
日曜の午後。
ままあ、混んでおりまして。
レジもね、結構並ぶわけですよ。
で、ウチの方ってのはファミリー層が多いですからね。
我が家がある札幌市東区苗穂町、本町を経て北に進み、環状通の向こうの伏古の方なんてのはね。
ヘッダーの写真はその「ツルハドラッグ 本町店」の写真だったりします。
客の9割はクルマで大きな買い出しをする人たち。
駐車場、メッチャでかいです。

そこにですよ、40代独身男性一人。
歩いていける距離。
僕にとっては地元のスーパーの補完的役割ですが、ガッツリ買い物をするファミリー層も多いわけですよ。
マスクをしてまんじりともせず、順番を待つわけですよ。
そうすると、このご時世にも関わらず「レジを複数人で並ぶ」客が多いんですよ。
あったま悪いな、ホント。

で、ある程度の時間を待つんですから前後の客の会話も聞こえてくるんですよ。
オマエラ今時期やぞ!
レジは一人でお並びくださいってツルハさんは言ってるのに、そのくらい守れよ!
と内心キレているのです。

当然、会話も聞こえてきます。
想像するにご夫婦でしょうよ。
「お義母さんにお酒なにか買った?」
「ああ、ワイン買った」
「でもワイン買うのって難しくない?」
「いや、俺は適当に買っても大丈夫だから良いんだよ」

うっぜ!
クッソうっぜ!
一人で並べやおんどりゃあ!!

アレか?
当てつけか?
40代独身男性が卵とエジプト産スパゲティとちょっとお酒を買っている姿を見て蔑んでんのかゴルァ!!
口にも態度にも出さないけども、かなーりイラッとするのですよ。
ツルハさんの言うことを聞いて「一人で」並べ!と。

そんな被害妄想を取り除いてですよ。
冷静になって考えてみたら、それがbefore coronaの日常だったわけですよ。
そりゃあ、あの頃はそんな会話をしてレジに並んでいましたよ。
僕に彼女が居た時もそうでしたよ。

イラッと来るのはafter coronaの影響も多分にあるのだろうけども、僕はその彼ら彼女らを羨ましがっているのではないか、と。
同棲してきた人たちも、同棲しなかった人たちも、レジに並ぶ時は会話をしながら時間を潰していたんじゃないか。
それをいざ独りになって羨んでいる僕のほうが心が狭いんじゃないかと。

40過ぎても僕はガキだなーと。
自分のクルマでドライブデートをして、彼女を家の前まで送り届けて、そしたら彼女が忘れ物があるって言い始めて。
え?特に助手席にもないし後ろのシートにもないよっていった瞬間にキスされたとか。
たまんねえよな、やべえよ、色々と勃つよ。
本当に、ありがとう。
誰に対してじゃ!

このツラでもそういうことはあったんです、若い頃は!
今は一切ねえけど!!
彼女すら8年半も居ねえし!!!
そういう考えをすること自体がガキなんですけどもね。

でも、そういう会話って否が応でも耳に入るじゃないですか。
結果として「言うても、俺、彼女居ないし独身なんだよなあ」と思っちゃうわけです。
お母さんに買う酒?大五郎でいいだろ!とか、そういう会話ができないんですよ。
ビッグマンでもいいけどさ。
そういう日常会話ってのがなくて、我が家の二匹のおネコ様に向かって熱い演説しても、返ってくるのはニャーですからね。

ニャー(餌くれ)
ニャー(水くれ)
ニャー(トイレしたから掃除しろ)
ニャー(ちゃんとトイレしたんだから褒めろ)
今時点で、そのニャーの一匹は俺の膝上に居ますが。

そのおネコ様方も来年3月には12歳になりまして。
人間年齢に換算したらすっかり歳上なんですよ、僕よりも。
そのくせ、甘えん坊ですからね。
人見知りも一切しないし。
本当に僕が飼っているのはネコなのか?とも。
あいつら絶対、人間と思ってる、自分のことを。

でも、当然会話なんてのは殆ど成立しません。
僕はある程度は感覚で分かるけど、人間の言葉じゃないんだからわかりゃあしねえし。
なんでニャーニャー言ってるのかと思えばネコshitの匂いがしてはじめて理解できるし。

なんだろうなー。
寂しいんだよなあ、結局。
とどのつまるところ。
気軽にいつでも話せる相手がほしいんだろうなーと。
僕の母でさえ、今は気軽に話せるルームメイトはいるわけだし。
ホント、僕の日常会話ってのは
「ラッキーのソフトください」
「ビニール袋ください」
「楽天Payでお願いします」
だけだしさ。

週明けにちょっとお仕事はあれど、文字チャットで様は済んじゃってるし。
はい、大丈夫ですよ。
生活リズムを取り戻せてきたので、週明けにはやりますよ。
問題解決しますよ。
そこらへんはツーカーなので。

でもさあ、やっぱり話したいし喋りたいのよ。
しかしながら周りの友人はみんな既婚者だし、気を使うわけ。
お前は気を使ってねえじゃんといわれても、それは僕の限界値を超えそうな時に喋るわけでして。

なんだよ、羨ましーなー。
これだけで2200字超えたよ。

多かれ少なかれ、ツルハに並んだ40代独身男性はものの数分で思ってしまうわけです。
寂しいなー。

いいんだ、なんとか頑張るもん。
我慢するもん。