なぜお金の話はタブーな風潮なのか?
こんにちは~
ノムさんです🌻
公教育における、お金の教育に課題を感じ、身近な人と一緒にマネーリテラシーの成長を目指す高校理科教員です🧪
今回のテーマは、
「お金に対する汚い、怪しいイメージ」
についてです。
これが、”お金の教育”をちゃんとしていく上で、乗り越えなくてはならない、大きな障壁だと思っています。
はっきり言って、お金は本来、卑しくも汚くもありません。
この記事をご覧頂いて、少しでもそのイメージが払拭できたらと思っています。
それでは参りましょう!
お金の話をタブー視するきっかけ
皆さん、お金の話って聞くと、なぜか嫌悪感を抱く人いたりしませんか?
学校でも、友達との間でも、あるいは家族とかでももお金の話をするのは、タブーなイメージがありませんか?
「お金の話は卑しいからやめよう」とか、
「お金の話は何か汚い」とか。
そう思われがちだと思いませんか?
これはとてもおかしな話で、お金って人生において必要不可欠なものじゃないですか。
普段から誰もが活用しているものですよね?
この話をするなって結構意味不明ですよね。
マネーリテラシーが上がってきた私は、このことについて、最近すごい違和感を感じています。
おそらく、お金に対して悪いイメージがあるのは、かつての日本の”間違ったお金の教育"によるものだと思ってます。
少し以下の記事を引用します。
※出典
日本人は、なぜ「お金の話」をするのは恥ずべきことだと思うようになったのか?――マンガ『インベスターZ』に学ぶビジネス
https://next.rikunabi.com/journal/20181010_t01/
この記事によると、お金の話をタブー視する風潮は、日本の悪しき慣習によるものだそうです。
日本は江戸時代のときに、民衆には出来るだけお金や力を持たせないような制度にしていたんですね。
それゆえに国民はみんな貧乏だった。
みんな一緒だから安心。
そんな状況だから、得難いものの話をするのははしたないという風潮になったそうです。
つまり、お金の卑しいとか、汚いとかのイメージは、古い人間が時代の流れで勝手に作ったものです。
これがかつての日本の"間違ったお金の教育"です。
まあ現代においても、"詐欺"や"ぼったくり"、"脱税"などが、メディアによって注意喚起の意味で大きくピックアップされがちです。
だから現代でも、どうしても悪いイメージが植え付けられるんですよね。
メディアはそういった"負の側面"を押し出せば、人間の執着を煽っていっぱい見てもらえることを知っているので、めちゃくちゃアピールしてくるんですよね。
物事の悪い面だけを見て、思考停止するのはやめて、もう少しフラットに物事を見れるようにしましょう。
もちろん、悪い使い方をする人がいるのも事実です。
だから、自分にとって大事なお金をちゃんと守れるように、正しくお金の知識をつけることが大事です。
悪いイメージに囚われて、自分からお金から遠ざかるのはやめましょう。
結局、卑しくて汚いのは、
お金ではなく、人の心なんです。
お金の本来の姿
改めて、"お金の本質"が分かっていれば、”いやしい”とか”汚い”とかとイメージを持たなくて済むと思うんです。
では"お金の本質"とは、一体なにか?
それは、私たち人間が”豊かに生きるための便利なツール”。
つまり、道具なんです。
極端な言い方をすると、あいつらはただの紙切れと金属じゃないですか。単なる"モノ"なんですね。いいも悪いもないです。
ただ、これがなんでなくてはならないものになっているかというと、”何にでも交換できる”という特殊能力を持っているからなんです。
言わば、何にでも変身できるので、持てば持つほど、いろんなものに換えられる。だから、圧倒的に強い武器になるんです。
それゆえに、弱い心を持つ人は、その力に振り回されてしまって、余計な執着をしたり、悪い使い方をしようとしてしまうんです。
お金に対しては、”道具”という割り切った見方を本当はすべきなんですよ。
お金はあればあるほど、豊かになれる道具なんだから、それを上手に使う方法をこれからは教育すべきだと思うんです。
例えば包丁だって、使い方を知らない赤ちゃんに対して、あるいは、誤った使い方をすれば危険なものです。
しかし、正しく上手な使い方を知っている人からすれば、美味しい料理をつくるのに必要な、有益な道具になりますよね。
そうやって、道具の本質を見極めて、正しく上手い使い方を身につけるよう教育するのが重要ですよね。
今一度、お金に対する本質を見極めて、道具としてフラットにお金と付き合っていけるようになりましょう!
今回の投稿はここまでです、最後まで読んでくださりありがとうございました。次回もお楽しみに。
by ノムさん
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