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【新しくメディア担当になった方は要注意】SEOコンテンツ2つの落とし穴!

新卒一年目のとき、『HR NOTE』という人事向けメディアで、ひたすらコンテンツを作成していました。

そのなかで、世の中でいわれているコンテンツSEOの手法を多く試しましたが、成功したものもあれば、失敗したものも多くありました。

今回は、「コンテンツSEOのよくある落とし穴」というテーマを僕なりにまとめましたので、皆さんのお役立てれば幸いです!

よくある落とし穴①|検索上位の情報をまとめる

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「あ、今の検索上位のコンテンツ内容をまとめたら、上位表示されるんじゃね?」

検索上位を狙うときに、僕もよく陥ってしまった思考です。
たしかに上位のコンテンツは、現状だとユーザーニーズを捉えているので、考え方としては大きく間違っていないかもしれません。

【注意したい落とし穴ポイント】
①同じキーワードでも、ユーザーニーズは複数存在する
②ユーザーニーズを満たさない情報は、ユーザーにとって邪魔

①に関してですが、たとえば、「勤怠管理」というキーワードで検索するユーザーは、勤怠管理システムを探しているかもしれませんし、もしかしたら、勤怠管理の概要を知りたいのかもしれません。

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実際に「勤怠管理」と調べてみると、一番上はジョブカンというサービスサイトです。おそらく、システム導入を考えている人が求めている情報でしょう。

その下のコンテンツは、「勤怠管理とは?」という、勤怠管理システムの話ではなく、勤怠管理という業務内容を知りたい人向けの内容になっています。

このように、同じキーワードでも、複数のユーザーニーズがあることがわかります。

では、なぜ上位コンテンツをまとめることは、必ずしも成功するわけではないのか。

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(こんなところで仕事がしたい!)

もし自分が、ユーザー側だとして、新宿近辺の美味しいカフェを探していて「新宿 カフェ」と調べたとします。
一位のコンテンツの中に、カフェとは?、カフェの歴史とは?みたいな内容が入っていた場合、どう感じますか?

そうです、ユーザーは自分が求めている情報以外がコンテンツの中に含まれていると、離脱してしまいます。

離脱率の高いコンテンツは、Googleからユーザーニーズを捉えていないと、上位表示されません。

そのため、上位表示されているコンテンツ内容をまとめるのは、必ずしも成功しないのです。

よくある落とし穴②|一位の記事の上位互換をつくる

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「一位のコンテンツが現状ユーザーニーズを一番満たしているのであれば、それの上位互換をつくればいいんでしょ」

これも、よくひっかかってしまう落とし穴です。
なかには、これの何がいけないのか理解できない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
(一年前の僕は最初聞いたとき、理解できなかったです)

【注意したい落とし穴ポイント】
現在の上位記事がユーザーにとって、最適なコンテンツかどうかわからない

ユーザーニーズは、随時変わっています。
たとえば、勤怠管理システムが一般的ではなかった時代は、「勤怠管理」と調べると、おそらく勤怠管理が楽になるようにEXCELの関数などが上位表示されていたでしょう。

このようにユーザーニーズは変わっていくので、明日今一位のコンテンツが、上位表示されなくなることもあります。

実際、僕自身もこの経験があります。
僕がつくった記事と、競合他社の記事が同じような内容で、一位を競っていたのですが、ある日、ユーザーニーズが変わったからなのか、2つのコンテンツとも、上位表示されなくなりました。

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(これぐらい、ヘコミましたね。。)

そのため、上位互換のコンテンツをつくれば、上表示されるかどうかは不明なため、そのようなコンテンツ作成は気をつけたほうが良いです。

また、先ほどの「ユーザーニーズを満たさない情報は、ユーザーにとって邪魔」の観点からも、詳細内容はユーザーにとって不要かもしれません。

コンテンツを作成するときは、ユーザーが何を求めているのかを仮説立てて、作成することをおすすめします。

さいごに

ほかにも、多くの注意ポイントがありますが、今回ご紹介した2点については、SEOコンテンツを始めたばかりの方は、よく陥ってしまいます。

次回は、ではどのようにコンテンツ作成を進めていけば良いのかをご紹介します。

先にお伝えしておくと、「ユーザーにとって最高の状態にするコンテンツ内容になっているか」という視点が大事です。

#20代マーケピザ でも、すがけんさんがよくおっしゃっていますが、「価値とは、相手の変化量」です。

SEOコンテンツも同じで、コンテンツを通して、ユーザーの行動や思いにどれだけ変化を与えれるかが重要です。

10月6日に公開予定です!

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