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うつになるとうつむいてばかり。そんな時は胸を開く!体が変われば心が変わる!

うつになったとき、そして、うつになっていなくてもストレスフルなとき、人はうつむきがち。
背中は丸まり、表情を失いがちで、見た目がシャッキっとした感じではなくなります。

人は不安なとき、悲しいとき、自信がないときなど、目線が下に下がり、背中が丸まることによって呼吸が浅くなっています。
一方で、楽しいとき、嬉しいとき、やる気に満ちあふれているときなどは、視線はあがっていて、背中は丸まっていなく呼吸が体に行き渡っています。

心と体はつながっているのです。
嬉しいときに、うつむいた状態で喜べるでしょうか?
悲しいときに、胸を開いた状態で悲嘆にくれて泣くことができるでしょうか?

可能か不可能かと言われれば、可能かもしれません。
ですが、できたとしても一時的にしかできないと思います。
私たち人間は、心の状態が連動して体の状態に表れているのですから。

だからこそ、うつでネガティブな感情に飲み込まれてしまってるときは、意識的に体に働きかけることが役立つのです。
呼吸が浅くなっているんだから、深呼吸をする。
背中が丸まっているのなら、胸を開く。
表情が乏しくなってしまったら、表情筋を動かしてみる。

表情筋と言えば…。
以前、アヒル口ブームになっていたことがありましたが、普段の感情の持ち方の癖って口元に出ますよね。
日々、笑顔が多い人は口角があがり、不満ばっかり言ってる人は口角が下がっているのが顔に定着してしまってます。いえ、不満を口に出さなくても、不満を感じているだけで口角は下がってしまいます。
だからこそ、「あの人って見た目怖い」とか「親しみやすい」とか外見で分かってしまうのです。
私の場合、幼い頃から怒ると口をすぼめて突き出すのが癖になっているようなので、気をつけないとそのような口元になってしまうでしょう…。
要注意です!

そう言えば、「ラフターヨガ」、「笑うヨガ」というのも一時期話題になっていましたよね。
私もうつのときに、お試しで行ったことがあります。
笑うことにより、免疫力アップに効果があったり、ナチュラルキラー細胞(※)が増えたりするという研究結果が出ているので、やはり体にとって笑うのはとても大切です。
うつの状態では、笑うことも少なくなっているでしょう。
なので、私も友人から誘われたこともあり、ラフターヨガに行ってみたのですが、うつで感情が完全にネガティブになっていて、笑うということがむしろ苦痛な感じでちょっと疲れる時間となってしまいました。
笑うということを演じるだけでも効果ありということで、続けていけば変化がみられたとは思います。
(※ナチュラルキラー細胞は、がん細胞を攻撃してくれる。)

うつは、セロトニン活性のために体に働きかけかけることによって改善され、うつと一言で言っても症状の重さや得手不得手、好き嫌いなど人それぞれなので、何をその時にやるのが良いかも人それぞれです。



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