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第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」〜映画『僕らの世界が交わるまで』鑑賞日記

「どうしてわかってくれないの!」

音楽配信で身銭を稼ぐ息子とDVシェルターで社会貢献に身を捧げる母親の断絶の物語

息子は親の古臭い考えに反発する。
「自分のやっていることをどうして認めてくれないの!」

親は自分の考えに子どもを当てはめようとする。
「そんなことでは世の中で成功できないよ」

言えば反発するので、だんだん言わなくなる。
次第に両者の溝は深まっていく。

人に良かれと思って言っているのに
人に良い影響を与えたくて行動しているのに

「どうしてわかってくれないの!」

承認欲求は満たされず、ストレスは溜まり、自己嫌悪は増し、自己肯定感は低下していく...

多かれ少なかれ、どの家族の中でも起こりやすい問題ですよね。

映画の二人を観ながら、私は『7つの習慣』の「第5の習慣」を思い浮かべていた。

『7つの習慣』は自己啓発本の世界的名著。
読んだことがある方も多いと思います。

著者が世の中の成功者たちの共通点を観察し、その原則を「7つの習慣」としてまとめた本です。

1989年アメリカでの初版以来、全世界4000 万部!日本だけでも250万部を突破!
いまだに読み継がれる大ベストセラー!
マンガにもなってます。
あまたある自己啓発本の"源流"とも言われているんです。つまり元ネタってこと。

その中の「第5の習慣」
「まず理解に徹し、そして理解される」

私たちは往々にして逆のことをやっている。
相手を理解することが先なのだ。

相互に理解した瞬間、二人の世界は交わった!

突然訪れる鮮やかなラストシーンに心が震えた。

自分が変わらなければ、世界は何も変わらないのだ。



余談
『7つの習慣』
まず理解に徹す、されど実践できず。
(自己啓発本あるある)

されどされど、死ぬまでに一度は読んでおいて損はないと思われます。
まず理解することが大事。
(知らんけど)

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