出会える人は収束していく

何だかんだ会社の居心地は良い。

忙しく駆け回って落ち着かない毎日を送っているが、チームの中でお互いに認め合い、高め合っていける環境は非常に良い。成果を上げた分だけ給与にも反映される営業という職種も分かりやすくてよい。他部署との人間関係も出来てきて働きやすくなっている。いい環境だと思う。

ただ、居心地の良い環境に居続けるのがちょっと怖い。なぜだかわからないが、同じ環境に居続けるのが怖いのだ。

合理的に考えたら、自分が過ごしやすい環境で生きていくというのは言うまでもなく真っ当な判断だ。そこからわざわざ飛び出そうとする人は、たぶんちょっとバカなんだと思う。どう考えても損する確率の方が高い。

だけど、これからの人生の中で出会うとしたら、賢く、無難に生きてきた人よりも、そんなバカな人がいいと思ってしまう。そんな非合理的な人と色々話をしてみたい。

そして、そんな人と出会うためには自分も同じ土俵に立たねばならない。大人になってから出会える人は、たぶん、それまで同じような生き方をしてきた人に次第に収束していくからだ。

これからの人生においてどんな人に出会いたいか、ということを考えると、自分の選ぶべき道も見えてくる気がする。

もうちょっとだけバカになろう。