#55 幸せに必要な「のびのび」

1日5分くらい、気分がのったら1時間くらいとほそぼそと英語の勉強を続けておりました。定期的にTOEICを受けていましたが今日、先月の結果が返ってきました。


800点いった!!ジャスト!笑

「いや、TOEICでは本質的な英語力は測れない。800点なんて、ただの数字だ。」みたいに斜に構えている部分も自分の中にありますが、今日1日ずっとにやにやしてしまいました。嬉しい。笑

そんなにゴリゴリにやりこまなくても、コツコツ地道に毎日取り組めば結果はついてくるんだなぁと少しほっとしています。

まぁ実際、実用的に英語を使えるレベルではないので全然しょぼいのですが、ここで思ったのは、人が幸せとかやりがいを感じるのはやはり「伸び」ですね。今いる位置からどれだけ伸びたかが満足感とか達成感に繋がりますよね。

普段の仕事でも、毎月コンスタントに営業目標を達成しているときよりも、ジリ貧の状態から這い上がってギリギリ達成したときが一番楽しかった。たとえ稼いでいる額自体が小さかったとしても、その「伸び」が私をワクワクさせてくれました。

これは神経の仕組みからしても当然の反応です。カフェでざわざわしている話し声は気にならなくても、シーンとした図書館での物音とかはめちゃ気になります。絶対的な音の大きさは前者の方が大きいですが、音の大きさの伸び(変化量)でいったら後者の方が大きいからですね。人の感覚器官、神経は「伸び」を察知するのです。

そしてこの「伸び」が幸せにつながるのは上方向だけではありません。

この週末、少し時間ができたので「お風呂カフェ」なるものに行き、漫画を読んでひたすらだらだらしてました。これがまた、凄まじく幸せだったのです。というのも近頃は仕事を頑張るだけでなく、英語の勉強とか学術書を読んだりと、割と意識高めに生きていたので、その反動でかなりリラックスできてしまいました。下方向の「伸び」もまた甘美なものです。

"空腹は最大の調味料"とはよく言ったもので、下手すると、ボーナスで美味しいお寿司を食べた時よりも、旅行でちょっと高級な旅館に泊まった時よりも高い満足度でした。幸せとは"絶対値"ではないのです。

圧倒的に成長し、圧倒的にだらける。しばらくしたらまたがんばる。

そんな生き方は幸せそうだなぁ。

上にも下にものびのび生きていこう。

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