どちらにせよ悔いが残るなら
会社の仲のいいおっちゃんと二人で飲みにいってきました。
おっちゃんは今年55才、私の父親と同い年ということもあり、色々考えさせられることもありました。
第一線で30年以上走り続けているところは素直に尊敬できます。私が生まれる前からこの仕事をしていたということを考えると本当にすごいです。
定年まで残りわずかという状況でありながら、手を緩めることなく仕事に取り組む様から学ぶことはたくさんあります。体力的な衰えももちろんあるでしょうが、それでも成果を出し続けています。頑張っている大人はかっこいい。
地位的にも、金銭的にも成功者といって差し支えない人です。
ただ、そんな人でも、「このままでいいのかな」という感情を今尚抱いていると言っていました。
もっとほかの人生もあったんじゃないか、できることはあったんじゃないか、ということを考えているそうです。
ストイックだなぁと思う一方、確かにその通りだと思う部分もあります。人生における選択肢はある意味無限にあるなかで、実際に選択できるのは一つだけです。そりゃどれだけいい結果につながったとしても、捨てた選択肢が多すぎて、少なからず悔いが残ると思います。全てを満たす選択なんてありえない。
そういう話を聞いて、やっぱり、挑戦したいステージがあるなら、迷わず飛び込むべきだという感覚に確信をもてるようになりました。どちらにせよ悔いが残る部分があるなら、できる限り前のめりに挑戦した方が得るものは大きそうです。
なんとなく、自分のこれから取るべき選択についての確信を強めることができました。
55才になったときに、「手痛い失敗もたくさんしたし、あの時そのまま会社に残ってたらよかったなーって思うことも数えきれないくらいあったけど、あの時飛びたしたおかけで、今の人生楽しいわ」なんてことを言えるようになりたいです。
今の会社にいられる残り2ヶ月、最後まで走り切りたい。
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