見出し画像

女子トークへの対処法

【アイルランド留学169日目】

フランス人のクラスメイト(♀)が、授業の中のふとした流れで

「愛なんてファンタジーの世界にしかない」

と呟いたのがなんかすごく面白かった1日でした。過去に何があったんだ。

さて、今のクラスメイトは日本1(私)、フランス1、スイス2、ウルグアイ1、メキシコ1の計6人というなんとも多国籍な構成です。そして、私以外全員女性という。

お昼ご飯一緒に食べたりと仲良くさせてはもらってますが、いわゆる「女子トーク」みたいなやつについて行くのはなかなか慣れません。新卒から三年間、製造業のおっさんとしかコミュニケーションを取ってこなかった弊害でしょうか。

彼女たちの話はだいたい、気になっている男性のことか、ナンパしてきたりSNSとかで絡んでくる変な男の人の話に終始しています。DMでのやりとりをスクショしてお互いに見せ合ったりして、「こいつキモい〜」みたいな感じで報告し合っています。女子、恐ろしや。。。

ここからは想像ですが、こんな感じのコミュニケーションスタイルは、日本の女の子も同じなのではないかなぁと思います。「この人どう思う?」という、そこにいない誰かをテーマにしてあれやこれや言い合う感じのやつです。

学生の頃は言わずもがな、社会人になっても職場の人とか合コンであった人のことを肴に語り合い、結婚してからは互いの旦那の愚痴を言い合う、、、みたいになっていくのでしょうか。知りませんが。笑

それがいいのか悪いのかはおいておくとして「女の人ってそういうものなんだな」ということをヨーロッパに来て改めて感じました。当然人によりますし、そういうのが好きな男性もいるとは思うので、単純に性別で一括りにするのは少し乱暴かもしれませんが、あくまで大雑把な傾向としてという話です。

もう一つの気づきとして、女の人は、「ただ言いたいから言っている」ということがあります。

つまり、話をするときに、その先に何か話の目的があるわけでもなく、それを話すことによって相手がどう思うかなどを考えることもなく、「ただそのことを話したいから話す」という傾向があるのではということです。

日本での出来事ですが、女友達が飲み会の場で、「職場の上司がめちゃくちゃかっこいい〜」みたいな話をはじめて、「いや誰だその人。。? 誰も知らない人の話をこの場で持ち出して一体周りにどういうリアクションを求めているのだろうか。。? その上司のいいところを伝えることで間接的に同世代の我々男性陣の不甲斐なさを咎めたいのだろうか。。?」みたいなことを感じてなんとも言えない気持ちになったこともありますが、多分これには特に深い理由はありませんでした。「上司がかっこいいということを伝えたい」それ自体が目的であり手段でありゴールであるので、それ以上もそれ以下もないのです。

今のクラスでも「男ってマジでしょーもないわぁ」みたいなことを私の前でも普通に語り合っていますが、これも深い意味はなく、単純に自分の経験から感じたことを口にしたいだけなのです。(たぶん笑)

「そういう傾向があるのはわかったけど、そんなときにはどうやってリアクションしたらいいの?」

誰しもが思う疑問だと思います。

私も困って、一度姉に相談してみたところ、

「そういう時は『そうなんだぁ』、『わかるわぁ』、『かっこいいねぇ』とひたすら相手の気持ちに寄り添って同調することだけ心がけるべし。自分の考えとか批判は言うな。誰もお前の意見を求めてはいない。」

というなんとも貴重なアドバイスをもらいました。説得力がすごい。

昔付き合っていた女の子に悩みみたいなのを相談されたときに、本気で解決策を考えてあれやこれやアドバイスをしたときよりも、話半分で適当に「そうかぁ」と相槌を打っていただけの時の方が、なんかその後の雰囲気がすごく良くなったことを思い出しました。相手が求めていたのはアドバイスではなく、感情の吐露と同調だったんですね。

ということで、長々とした文章になってしまいましたが、女子トークの特徴と対処法をまとめてみました。

パートナーや気になる人とのコミュニケーションで悩んでいる方のお力になれたら幸いです。笑





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?