ホームステイ先でのちょっとしたトラブル :アイルランド留学【39日目】

家賃のことで若干ホストファミリーと揉めました。

もともと今のホームステイにはあと2週間程度滞在する予定で、その分の家賃は支払い済みでしたが、他の入居者との兼ね合いで新居への移動を今週末にする必要が出てきました。

つまり、今のホームステイ先の滞在期間と新居の入居期間が一週間程度被っている状況なので、この分の家賃がちょっともったいないんですよね。

そこで、当初の予定より一週間早く退去し、その分の家賃をキャッシュバックしてもらえないか頼んでみました。

結論は「NO」です。

理由としては、退去告知から退去日まで一週間もないので、次の入居者を探す猶予もないからとのことです。まぁその通りですよね。いわば当初の契約を反故にしてるのはこちらですからね。

お金は少しもったいないですが、非があるのはこちらなので、向こうの言い分に納得しましたが、そのあとに言われた言葉がちょっとショックでした。

「家賃さえ払ってもらっていたら、出ていくタイミングは好きにしていいよ」

その通りの言い分なんですが、なんだか少し寂しかったです。あぁ結局私は、お金を払ってサービスを受けている単なるお客さんに過ぎないんだなぁと。去っていく名残惜しさとかはないんだなぁと。当たり前なんですけどね!笑

あとはいつもにこやかなホストマザーが、めっちゃ怖い顔でキャッシュバックはできないということを念押ししてきたので、その衝撃が大きかったこともありますかね。笑 

今回は完全に自分に落ち度があるので、こういう金銭的な相談事はもっと早め早めに、かつ内容をしっかり整理して行わないといけないなぁと思いました。お金が絡むところは特に注意していかないと、せっかくの良い関係性も気まずくなってしまいます。

それと同時に、もしトルコ人の友達が同じ状況にあったら、多分引き下がらずにキャッシュバックを交渉し続けたんだろうなぁとも思います。彼のパーソナリティーなのか国民性なのか、こういう交渉事への躊躇が全くないのがすごい男です。

明らかに理不尽な状況だったら、私ももう少し頑張ったとは思いますが、客観的に状況を見て引き際を感じとってしまうのは、日本人的な良い面でもあり、悪い面でもあると思います。ごり押しでくる欧米人や中国人に交渉で勝てる気がしません。笑

そんな感じで「利害の絡んだ人間関係のシビアさ」と自分自身の「交渉事の弱さ」を感じた一件でした。

なんだか少し日本の家族や友達が恋しいです。笑

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