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転職活動、終盤戦

2019年3月に新卒から3年勤めた会社を退職し、4月から12月までアイルランドへ語学留学へ行き、年明け1月から本格的に開始した転職活動も終盤に差し掛かっています。

無事に、本命の業界を含むいくつかの企業から内定をいただくことができ、ひとまずは安心という感じですが、まだ、いつから働けるのか、給料はどれくらいになるのか、という条件面は確定していないので、気は抜けません。来週あたりに、条件面談というものを行い、そこで細かい条件まで決めるようです。

まだ転職活動が終わったわけではありませんが、ここまでの気付きみたいなのを簡単にまとめようと思います。これから転職を考えている同世代くらいの人たちの参考になれば!!(25歳〜28歳くらいの人たち)

基本的に「マッチング」がすべて

言われてみれば当たり前なんですが、企業が求める人材と、自分の経歴やスキルがマッチしていたらオファーがもらえます。

もっと厳密にいうと、「関わってきた顧客の業界、職種」、「自社の業界、自分の職種」のどこかが一致していないとオファーをもらうのは難しいです。例外としては、コンサルティングファームだと、前職の経歴を問わず、地頭や学歴的なポテンシャル要素で採用してもらえる場合も多いですが。

例えば、私は前職では「製造業の生産技術担当者」に装置提案をする「製造業の営業担当」でしたが、実際のオファー結果は下記の感じでした。

【内定】
・人材会社の営業担当(→顧客は業種問わぬ人事部長クラスだが、営業でマッチ)
・M&A仲介業の営業担当(→顧客は中小企業の経営者だが、営業でマッチ)
・金融向けITシステム会社の営業担当(→顧客は金融業の部長クラスだが、営業でマッチ)
・外資系コンサルファーム(→職務内容、顧客など全て違うがポテンシャルで採用)

「営業職」が強いです。基本はやはり職種が軸になりますね。内定もらえるところではびっくりするぐらいスムーズに進みます。多分、履歴書などの書類レベルの段階ですでにオファー基準を満たしており、面接は「本当に大丈夫か」というような確認くらいなんだと思います。

【選考落ち】
・一部経営コンサルファーム(→ファイナンス系のバックグランドが必要)
・マーケティング系支援会社(→マーケティング経験必須)
・法人向けSaas企業(→その会社のソフトウェア使用経験か、同じ界隈の顧客への営業経験が必須)

一方、選考落ちしてしまうところは、正直、自分でも、「あ、これなんか違うな」という感じが面接の段階でわかります。職務内容の話とかを聞いて、あまりにも前職経験とかけ離れていると、自分が活躍できるイメージがあんまり持てないんですよね。

元も子もない言い方ですが、選考落ちしてしまう企業では、仮に内定がもらえたとしてもその後活躍できる可能性が低いので、働かなくて正解、といってもいい気がします。笑

新卒の頃だと、「優秀な人→内定もらえる」みたいな感覚があると思いますが、中途の場合は、能力のレベルというよりも、やっぱりマッチング要素が強いです。実際に選考落ちした企業でも「ポテンシャルや適性的には申し分ないけど、今はファイナンス系のバックグランドをもった人がやっぱり欲しいんだよね」みたいなことを言われたこともあるので、落ちたとしても、シンプルにマッチングしなかったというだけなので、落ち込みすぎず、次の企業の面接を頑張るというような切り替えが大事ですね。

退職後の転職活動は一長一短

前職の拘束時間がかなり長く、かつ地方勤務だったので、都内での転職活動がほぼ不可能に近かったことや、転職前に留学にも行きたかったので、退職してからの転職活動になりましたが、やはり一長一短ありますね。

メリット
・予定が調整しやすい
・面接の準備時間がしっかり確保できる
・複数企業の選考を同時に進めることができ、より納得のいく転職ができる
デメリット
・オファーがなかなか出ない時の心理的プレッシャー(内定をもらえた志望度低い企業で入社を確定してしまいたくなる)
・金銭面の懸念
・企業相手に強気で交渉できない

個人的な意見としては、やはりできるなら企業に在籍中に転職活動を進めるのがベターだと思います。心理的、金銭的にも余裕が持てるので。

特に重要だと思うのが「今の会社に残る」というカードを持っておけることだと思います。離職状態だと、待遇面などどうしても足元を見られがちなので、「待遇によっては、今の職場に残ることもありえます」という選択肢があるといいと思います。前職の同期は、その手法を使って当初のオファー内容より給与をグッと上げられたらしいです。(あまりに高待遇にしてしまうと入社後しんどいというのもありますが、、、)

退職後に活動する場合は、早いとこどこかで内定をとって、心の余裕と交渉のカードを得て、相手企業とできるだけ対等な関係性で交渉ができるといいですね。実際私も、一つの会社から内定をいただいた後は強気で面接に望めたので、全く落ちなくなりました。

また、先ほど述べたように、オファーがもらえるかどうかはマッチングに寄るところが多いので、働きながらアンテナは貼っておき、自分が行きたい方向性の企業の募集要項がうまく自分にマッチしそうだという時に応募するといいんじゃないかと思いました。

時間がかかる

これが一番ストレスです。会社にもよりますが、面接から2週間後に結果連絡が来る企業もいくつかありました。遅い。。。

離職中でなければ本業もあるので、それくらいの時間が空いても気にならないかもしれませんが、ほぼニート状態の身にとってはなかなかしんどいです。。。相手に自分の首根っこを掴まれて放置されているような感覚になります。

そういう点からも、やはり退職前に転職活動を進めていくのがいいと思います。

(志望度が低い企業に限って、スムーズに選考が進んでいくというジレンマも。。。)

自分の思いを明確にする

転職活動を進めていると、志望度が高かった企業であっけなく落ちたり、試しに受けてみた会社が意外と良くて興味が出たりと、いろんな展開が待ち構えています。その度に、自分の軸がブレブレになってしんどいです。笑

転職活動を進めていると、どうしても「内定をもらうこと」がゴールになってしまい、本来の自分の思いを見失いがちなので、こまめに一呼吸おいて、今の状況を書き出してみたりして、方向性を確認するのがいいと思います。

どこまでいってもサラリーマン

労働環境とか、職務内容とかいろいろ求めるところはあると思いますが、大手だろうがベンチャーだろうが、一社員として働くとしたサラリーマンであることには変わりません。組織の原理で動くので、どこで働いていたって本質的な構造は変わりません。

あまり理想を求めすぎず、現実的な部分はしっかり受け止めて、その上で、自分が目指したいキャリアを実現できるような選択をすべきだと思います。

まとめ

面接を受けるたびに、結果を受け取るたびに、ショックを受けたり喜んだり、考えが変わったりと、感情が暴れまくる転職活動ですが、自分のキャリアを見つめ直す上でもよい機会だとは思います。

後は、個人的に、企業からの連絡をひたすら待ち続けて悶々とする状況が本当にストレスで、かつそれを甘んじて受け入れざるを得ない自分の実力の無さにも腹が立ちます。鬼滅の刃ではないですが、生殺与奪の権を他人に握られているのが本当にいやです。笑

自分の人生を自分で選択できるくらいの力と信用を持った人間になりたいですね。

めっちゃ長文になってしまいましたが、また次の正式に確定した段階で、追記とかしようかなと思います!!

最後までがんばるぞ!!




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