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「手続き」はそろそろいらない

「手続き」が多すぎる。

引越しや留学準備をしてて思ったが、変化を起こすための手続きが多すぎる。

住所を変更するだけにしても、電気、ガス、水道、銀行、カード会社、その他諸々のサービス提供元に報告する必要があったり、役所系の手続きも多かったりと、それだけで疲弊してしまう。

その「手続き」自体はなんの価値も生み出すことはできないのに。

仕事にしても、企業で働く上では、大半は既に出来上がった仕組みの中であらゆる「手続き」をこなしていくことを指すんじゃないかとさえ思う。「手続き」をこなしているだけで、仕事をしたような気になってしまうから、またタチが悪い。

もちろん、「手続き」として仕組み化できているからこそ、仕事を回すことができ、享受できるサービスも増えるわけだから、一概に否定はできないが、ここに時間、すなわち自分の命を費やすのはもったいないなぁと思う。

AIに雇用が奪われる、なんてことがよく言われているが、AIが得意なのは、まさにこの「手続き」の部分なので、むしろ歓迎だ。そもそもそんな機械的な「手続き」を生身の人間が行なっている方が不自然だと思う。

「手続き」そのものがどうあるべきか、ということを考えるのが人間の役目なのかなぁ。


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