英会話とはゴムボールを投げること

【アイルランド留学193日目】

英語を話すイメージを「ボールを投げる」ということに例えてみます。色のついたゴムボールみたいなものと想定します。

まず、語彙を増やすということは投げられるボールの種類を増やすことではないかと思います。

「赤色のボールを投げたい!」というタイミングで、そもそもそのボールを持っていなかったら投げられないので、まずは赤、青、緑、というような基礎となるボールはちゃんと自分のものにする必要があります。

語彙が増えるにつれて、「ちょっと薄めの黄緑ボール」みたいな絶妙な色も投げられるようになるのだと思います。自分の伝えたいことや、相手の要望をより満たせる回答ができるというイメージです。

すでに分かりやすい例えなのかどうか不安になってきましたが続けます。笑

発音とかイントネーションとかは、「投球フォーム」に近いかなぁと思います。

キレイなフォームだと相手のところまで真っ直ぐボールが届きやすいですよね。逆に、フォームがぐちゃぐちゃだと、「大丈夫かこいつ」という印象を与えるだけでなく、上手くボールが投げられず、相手まで届きません。やっぱり最低限は基本的な投げ方を練習する必要があります。

ただ面白いのが、とんでもない投球フォームだけどなぜかうまいこと相手まで届く、ということがあるように、めちゃくちゃ発音下手くそで聞き取りづらくても何か言ってることはわかる、というのも往々にしてあります。投球フォームも発音も、投げるボールが適切で、相手までちゃんと届くのであれば、そこまで神経質になる必要はないのかもしれません。

最後に、会話のキャッチボールを成立させる、いわゆる「コミュニケーション力」というのは、相手の想定するボールを適切に選択し、適切なタイミング、リズムで、適切な位置に投げる力だと思います。

ボール選び(言葉選び)や投げるタイミングやリズムは、ある程度経験を積むと上達するとは思いますが、結構センスに依存するところも大きいですよね。

母国語でコミュニケーションが得意な人の方が、他言語でも上手く会話ができるというのは想像に難くないと思います。

日本人の英語力は、比較的色んな種類のボールは持っているけど、投げ方と投げるタイミングがよくわかんないという感じでしょうか。その練習をしてないので当たり前なんですけどね。

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こんな感じで、あるものを別のものに例えて考えてみるとちょっと分かりやすくなったり、何より頭良くてセンスある感じの空気がでそうなので今後も取り組んでいこうと思います。笑

意味がわからなかったら指摘してください。笑

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