迷ったときには自分に聞け

3ヶ月前くらいにnoteでの投稿を始める前は、4行日記というものを毎日続けていた。

その日に感じたこと、学んだこと、嬉しかったこと、悔しかったことなんてのを、誰に見せるでもなく、黙々と4行だけ日記を記すことを社会人二年目になるタイミングからスタートし、ずっと継続していた。

日々の振り返りをして成長するため、というような意識の高い理由からではなく、毎日忙しすぎたので、こうでもしないと記憶や自分の感情が吹き飛んでしまうのではないかという危機感からはじめた。笑

そして、特に2年目はいきなり仕事の責任が増え、周囲から期待されていたにも関わらず全く成果が出ないという非常にハードな時期だった。上司や先輩からあれやこれや言われ、「ガツンとローン組んでいい車でも買って逃げ場を無くさないと営業は上にいけないぜ!」なんていう昭和的なプレッシャーも毎日受けていた。「そんなん関係ないでしょ」と思いながらも、そう言っている先輩が結果を出し、それを受け入れない自分が何の成果も出していない状況では、何が常識で何が真実かなんてよくわからなくなる。

そんな時、4行で自分の感情をまとめている時間だけが、自分を平静に保ってくれた。そして、そこで日々の迷いや葛藤なんてものを記していくうちにあることに気づいていった。

何が正しいか悪いかはわからないが、それが好きか嫌いかはわかるということだ。

結局世の中に絶対的な正しさなんてものは存在しなくて、どれだけ正論であろうとも自分の肌に馴染まない意見であれば、必ずしもそれを受け入れる必要はない。

決断をするときには、いろんな道があり、どの道をいくのが「好き」かを考えるのが良さそうだ。

年の瀬ということもあり、色々思いを深めながら、汚い字で書かれたノートを読み返しながらそんなことを思った。過去の自分のありのままの感情は、今の自分の判断を肯定してくれるような気がした。

このnoteも、来年の自分の背中を押してくれたらいいな。


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