人類と自然災害

【アイルランド留学175日目】

日本では台風がかなりすごそうですね。

アイルランドにも、その情報が入ってます。ラグビーの件で注目が集まっているからということもありそうですが。

このところ日本での激しい災害が増えてきているように感じます。単純によく報道されるようになったからそういうバイアスがかかっているというわけでもなく、実際に増えていますよね。今回も台風と同時に地震も起きたりして、もうてんやわんやという感じですよね。

川の近くは増水、海辺は津波、山の近くは土砂崩れ、強風は場所関係なしに襲ってくるので、もうどこにも安全な場所がない気がしてしまいます。

少子高齢化とか経済成長してないとか日本の問題は色々ありますが、一番深刻なのがこの災害問題ではないでしょうか。「発生」の原因そのものを人間の手でコントロールできないのが恐ろしすぎます。

できることは「予測」と発生後の「対応」だけです。

今でも地震予測の速報とかありますが、発生の数分前に知らされてもできることはしれてるので、それこそ数週間前とかに予測できたらかなり人的被害は減りそうですよね。

「対応」についても、自治体ごとで色々取り決めがあると思いますが、もっともっと市民たちに日頃から災害意識を植えつけて訓練させた方がいいのではないかと思います。災害手帳?みたいな本もあったりしますが、半強制的に訓練に参加させるとかしないと効果は少なそうですよね。

画像1

暇な時にGoogle Mapの衛星写真を眺めるというちょっと変な趣味を持っているんですが、人が住めるところってめちゃくちゃ限られていることがわかります。上記の写真だと、緑色のところは山なのでほとんど人は住めません。白っぽいところが平野で、そこに街を作って人は暮らしているのです。私の出身地の岐阜県なんてもはや山でしかありません。笑

自然環境、地形に合わせて、かろうじて生活をしているのが人間なのです。人間がコントロールできているのは土地の数割にしかすぎません。「そりゃ自然災害には勝てないよな」ということをこの写真からなんとなく実感しないでしょうか。

特に結論はないんですが、日頃から災害意識を持って備えていこうということと、人類はみな自然という脅威に囲まれて生きている同志なので、小さなことでちまちま争っている場合ではないということは言えそうです。笑


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