「出会いたい人がいる環境」へ飛び出す

【アイルランド留学137日目/ドイツ・チェコひとり旅レポ】

ひとり旅、ベルリン滞在の最終日ですが、本日は郊外のポツダムという都市に足を運びました。ポツダム宣言とかで聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか。

世界遺産にも登録されているサンスーシー宮殿とその宮殿が位置する庭園を訪ねました。フリードリヒ2世という国王が建設させた宮殿のようですが、素朴な外観のわりに、中のデザインは豪華で凝った作りになっていて、権力を誇示するためというよりも、自分が心地よく過ごすためにデザインされたんだろうなぁという印象でした。なんとなく好感がもてます。

庭園を歩き回って、かのポツダム会談が開かれた宮殿も探していましたが、良く調べると、そこから徒歩1時間くらいで全く別の庭園内にあるとのことで、その瞬間に心が折れて帰宅を決めました。ただ、わざわざ足を運んだのに行かないのはもったいないとも言われそうなので、今後家族や友達に話す時には「行った体」で伝えようと思います。笑

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そんなこんなで心も体も疲弊した状態で帰りのバスを待っていると、同じようにひとり旅しているっぽい女の子に「バス来なくね?」みたいに話しかけれられ、そこから会話がスタートしました。行き先も同じだったので、共にバスに乗り、色々喋りました。

その子はスペイン人の21歳の子で、なんとスペインで女優をやっているとのことです。むちゃくちゃ美人だったので、納得してしまいました。なんというか、邪な気持ちを抱くというよりも、「この美しさを絵か写真におさめたい」と思わせるような美しさです。芸術作品的な感覚です。書いてて逆に変態っぽくなってきたのでこの辺にしときます。笑

そして、それでいて、フレンドリーで性格もいいので、一体どんな素晴らしい環境で育ったんだと感銘を受けました。会話しててすごく楽しかったです。

ここで改めて思ったことですが、「ひとり旅している人みんなフレンドリー説」を提唱します。なんとも粗末な説です。笑

当たり前ですが、ひとり旅していたら、現地で出会った人とコミュニケーションをとるしかないので、必然的にフレンドリーにならざるを得ませんし、そもそもそういうのが好きな人が旅をするんだろうと思います。

だから、自分もひとり旅したり、知り合いのいないミートアップみたいなイベントに足を運んでも、そういう明るい人と出会えるので、とても楽しいです。

「ヨーロッパの人はみんなフレンドリーで性格よい!!」というわけではなくて、そういう人たちがいる場所に足を運んでいるからこそ、その認識になっているだろうと思います。当然、ヨーロッパにも、卑屈な人や不満ばっかり言う人はたくさんいるはずですからね。自分も不満ばかり言う人だったら周りに集まる人の種類も変わって、環境に対する認識も変わるんだろうと思います。

大学のとき、「退屈な環境だなぁ、面白いやついないなぁ」とか思った時もありましたが、それは、ほかでもない自分自身が一番退屈で面白くないやつだったからです。

もちろん今の私自身が「美人で性格いいやつ」だとは思いませんが(笑)、新しい環境に飛び込んでいくことで、少しずつ出会える人のタイプが変わってきたなぁと感じています。

この先の人生、どんな人に出会えるのかなぁ。

明日はプラハに行きます!!


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