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怠け者のライフハック

今年に入ってから、だらだらと休日を過ごしてしまうことが多くなってきた。今週も何もせずに土日が終わってしまった。

そんなとき、一日を無駄にしたと後悔するならまだマシだが、不思議と満足感が高いのが厄介だ。何もしないのも案外心地よい。

自分の根っこ部分は怠け者なんだと思う。できればゴロゴロ漫画だけ読んで暮らしていたい。多分それでそこそこ幸せだ。

だからある意味、会社という仕組みはありがたい。こんな自分でも出社したら頑張って働かざるを得ないような気持ちにさせてくれる。

働くということは、誰かの役に立つということだから、ゴロゴロしていては得られない喜びも与えてくれる。頑張って働いた方が面白い人生が送れるのは間違いないと思う。

だから、私の考えでは、怠け者の人ほど新卒ではハードな会社に入った方がいいと思う。なぜならハードかどうかなんて、どこに基準を設けるかによって感じ方が全然違うからだ。そしてその基準は周りの環境に大きく左右される。

今の会社も割とハードだが、みんなそれを当たり前にして働いているので、怠け者の人でも自然と基準が上がっていく。そして気づいたら能力も上がっている感じがする。基準が上がっているので、一般的な感覚よりもしんどさを感じにくくなる。なんだかお得だ。

しかし、ある程度仕事に慣れてくると、怠け者は良くも悪くも手の抜きどころがわかってくる。その時は、また環境を変えてしまうのが良いと思う。

そうすれば、新しい環境に適合するためにまた頑張らざるを得ない。どんなインドアな怠け者でも、急に海に放り込まれることになったら、泳ぐしかないのだ。

要するに、人生を楽しく刺激的に生きていくには、仕事を頑張ったり、自分の能力を高めていくことに越したことはないため、自発的に頑張れない怠け者は、できるだけ必死にならざるを得ない環境に身をおき続けた方がいいのではないかという考えだ。年老いて、体力的にも精神的にも本当に限界がくるまでは。

それが怠け者のライフハックではないだろうか。


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