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大切な人へ、ユマニチュードから学ぶ4つの態度

先日、「市民・家族のためのユマニチュード認定サポーター準備講座」を受講した。

認知症をはじめケアが必要な方へ、そしてあなたの大切な人へ絆を深めるうえで必要な知識と技術を学ぶことができる。
*ユマニチュード(Humanitude)とは、「人間らしくある」と言う意味を持つフランス語の造語だそう。

【ユマニチュードの4つの柱】
①見る
②話す
③触れる
④立つ

一般社団法人 日本ユマニチュード学会より

①見る
正面で水平に、相手が顔を向いている方から視界に入る。
②話す
会話量を増やし、語りかけるように、歌うように。そして正面から。
③触れる
安心感を与えるために、広い面積でしたから触れできるだけ掴まない。
④立つ
できるだけ当事者と一緒に立ってケアをする。1日20分(合計でも可)立つ機会を。

これら4つの柱は、普段の生活や勤務中でも重要な心構えになる。
特に①見る、②話す は日常ありふれた行為だが言葉よりも強いメッセージが込められる。

1例として見る行為では、ジロジロ見る、よそ見しながら会話する、チラ見する、、など単なる眼球運動だけで不快感に与えてしまう。

見る行為で、こんな素敵なことを思い出した。
娘が4歳頃、当時AKB48のトップアイドルに道で遭遇した。プライベートの時間のようだが娘が話しかけると、そのアイドルは人目をはばからず娘と目線を合わせるため膝を付いて応じてくれた。

人を虜にする、絆を深めることは、見る行為で誰にでもできると感じた講座受講と思い出に浸った夏休みでした。

10月に「市民・家族のためのユマニチュード認定サポーター養成講座」でその理解を深めます。
介護で家族関係の悪化や、自身のキャリアが立ち止まっている方のヒントを提供できればと思います。

私自身、認知症ケア准専門士試験をパスし、これから1つずつ『仕事と介護の両立』をサポートできるキャリアを実現させていきます。

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