その人のためには使わない

職場に嫌い、とまではいかないが嫌だなと思う人がいる。
話が長ぇ。最初は色々教えてくれようとしてるんだろうなと思いながら長い話を電話でされても大人しく聞いていた。
けど、その長ぇ話の中で馬鹿にされてることに気づいた、というよりその人がポロっと本音を漏らしたからなんだけど。いずれにしてもイラッとしたのだった。

え？馬鹿にしてるなら話すなし。ていうかお前の長い話に付き合わされるこっちの身にもなれや。

馬鹿にされていることに気づいてからは、私はこいつの話を聞いてあげないことにしたし、内線も必ず折り返しさせようとするんだけど(ていうか折り返してくださいの頼み方も話が長ぇから鬱陶しい)、それに取り合わないことにした。かけ直してくださいと言って内線を切る。受話器の向こうでなんかダラダラ長々と話してるけど聞かん。知らん。切る。

私のことを馬鹿にしてる人に、親切にする必要なんてないし、私の時間を使わせる権利も私の時間を奪われる理由もない。
馬鹿にされたのは私じゃなくて「仕事をしている私」だけど、それも私だから。切り離せない。

私を馬鹿にしてくる奴への優しさなんぞ私は持ち合わせていないし、これからも持つつもりもない。