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詩じゃない集まり

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詩ではない創作のあつまり場。エッセイや小説がいます。
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2021年2月の記事一覧

たまに虚無 #3

無印で目的のものを買えた私は、髪を切りに近所の床屋に行った。 前髪は短く、おかっぱ頭を継続するために1ヶ月に1回のペースで髪を切りにいく。カラーを入れるのは栃木の実家近くの美容院でやってもらうけど、短いスパンのカットは安い方がありがたい。その床屋は1100円で切ってくれるのでありがたい。以前にスーパーでどこぞのおばあちゃんに「上手な人に切ってもらってるのね。似合ってるから、これからも同じところに行くといいわよ」と褒めてもらったこともあり通っている。 もうひとつ、チェーン店で

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たまに虚無 #2

たまに虚無になる中、その感情を嫌というほど味わいながらもnoteを書いていたら少しずつやりたいと思うことが出てきた。仕事を終えて家に帰ったらまた虚無に突入かもしれないが、やりたいと思うテンションの時に思いついたことを駅のホームでメモ帳に打つ。 脈絡はないが型式だの言葉だの考えてると途端にやりたくなくなる。虚無は時間との戦いだと思ってる。メモは私が理解して把握していればいいのだ。それにしても眠い。眠い中ちゃんと乗り換えできて会社の最寄駅で降り始業時間にちゃんと間に合った。えら

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コラージュや創作の残骸が好きだったりする。きれい、美しいの欠片のような気がして。

たまに虚無 #1

たまに虚無っぽくなる。定期的になる。何もやりたくなくなる。Amazonプライムで見たかったドラマや映画を見たいと思っていたのに見ようとしない。「見たい」とすごく思ってた作品に限って見ない。もうすぐAmazonプライムの無料期間が終わってしまうというのに。シグナルの原作は途中までになってたから続きを見ようと思ってるのに。面接の連絡が来たのに面接対策をしていない。現状から抜け出したい、やってみたい、と思ったから応募したのにやってない。模様替えするとあれだけ張り切っていたのに全く進

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超甘党になりたい

チョコレート好きを自負しているけどホワイトチョコは苦手だし、ビターチョコの方が好みで、チョコレート好きになりきれていないという失格証明だ。 全てのチョコを愛せない私は超甘党に憧れている。 「甘くておいしい大好き」と恍惚の表情をしたい。 ひと口ほおばると「あっまぁ」と眉間にしわを寄せる私じゃなくて「あまい」と腹の底から言いたい。 超甘党になりたい。

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