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救世主!ウッドチッパー

木材をチップ化するまで細かくする粉砕機で、山のように積まれた選定した木材を処理しまくった日の活動報告です。

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粉砕機の紹介

粉砕機は、別名ウッドチッパーとも呼ばれ、内部に装着されている金属の刃や塊で粉砕物を加工を行ってくれる機械です。果樹畑で出た剪定枝や、竹林や雑木林の整備などで特に重宝される機械です。

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改めて、今回お借りした機械は、最大直径12cmまでの木材を粉々に粉砕してくれる優れもの。なかなかの轟音を鳴り響かせながら、圧倒的スピードで処理してくれるだけでなく、キャタピラーで備え付けられ自立走行もできました。

カイヅカイブキさん

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チップに変身させたのがカイヅカイブキというヒノキ科の木です。家の垣根として利用されることも多く、街中の住宅街などでも目にされた方も多いかもしれません。

こちらは現在のまはらが改修作業を行なっている古民家で伐採を行っていました。少なくとも数年間手入れがなされず、空高く伸び続け、収拾がつかなくなっていたため、約20本のカイヅカイブキを半年かけて切り倒しました。

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カイヅカイブキと言えば、なんといっても断面の模様が特徴的です。香りもいいので、コースターを作ったり、時計を作ってみたり木工するのも楽しくなる木材でした。

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やはり、伐採した切り株の山が増え続け、保管スペース問題などもあり、ヤギのここちゃんの肥やしと共に堆肥化することに至ったという経緯です。

いざ、始動

エンジンをかけて動かしてみると処理能力が半端ないです。初めは恐る恐るでしたが、大抵の枝や端材が問題なくチップにできることがわかるや否や、目の前の山を少しでも低くしようと黙々と作業を開始。

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やはり、ごつい枝を入れると機械の音もとても大きくなります。今回は、元々納屋として使われていた屋根付きスペースの下で作業を行いましたが、一つ囲いか何かがあるとだいぶ音問題は抑えられそうです。

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加えて、必須アイテムはサングラスとマスク。木片が機械の周辺は舞うので、対策が必要です。

チップ化完了

そうこうしてるうちに、約1時間で目標にしていた木材の山を全て片付けました。何より感動したのが、処理した木材チップがたった軽トラ1台に乗ってしまったこと!

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まさか、ここまで省スペース化できるとは。
改めてもう一度。

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が減ると一気に扱いやすくなり、運搬や加工も含めてメリットが大きそうです。さらさらとしたチップ状になり、手に取るとヒノキ科らしいカイヅカイブキのいい木の香りもします。

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木材チップはココちゃんの糞とミルフィーユ状に重ねて発酵待ちです。堆肥として活用できれば、田畑にまき持続的な循環が生まれてきそうで楽しみです。

レンタルでもお値段は少々張りますが、これまでにない驚きを感じさせてくれる機械でした。ぜひ、堆肥化の経過もゆくゆく報告できればと思います。

今回も、読んでいただきありがとうございました。
次回以降も、ぜひよろしくお願いいたします。

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