生き物観察6/27
超異例の梅雨入りから早くも1カ月が経過しました。農園では、トウモロコシやスイカの定植が終わり、田んぼのお米も元気に育っています。
今年度よりのまはらで取り組む自然環境保全事業。今回は5月に引き続き、農園の横を流れる笠間川で生き物調査を実施しました!
きっかけ
のまはらの活動拠点である「都祁」に向き合い、生活する身近な場所に残る多様性豊かな自然環境の現状を把握したい。そして、自分たちが未来に受け継ぐべき地域の魅力に気づき、まずは自分たちがその魅力の虜になること、そしてもっと多くの人たちが地域資源の面白さに気づくきっかけとなることを期待し取り組みを始めています。
(当事業は「未来につなぐふるさと基金」の助成を受けて実施しています)
一級河川の出発点
調査を行った笠間川は、関西を代表する一級河川の起点になっています。
奈良市最高峰の貝ヶ平山(822m)や”大和富士”で知られる額井岳(812m)から集まった水が、名張川→木津川など長い旅を経て、最終的に淀川につながっています。
生き物紹介
調査日は、雨上がりの曇り日。5月の調査ほど、川の水が濁っていました。それでも、注意深く観察すると、生き物が動いてるのが見えてきました!
一部をちょっこり紹介します。
アカハライモリ
お腹の赤色が特徴的なイモリです。見た目は黒と赤でちょっと怖め。1匹ずつお腹の模様が違ったり、見れば見るほどかわいくなってきます。実は、前足は4本指で、後ろ足は5本指なんです。
ヤゴたち
たぶんこの中に4種類くらいいるみたい。全体を撮って、後から種を特定しようとしてたが、意外と難しかった・・・まだまだ勉強が足りない!
正確に種を決定するには、ヤゴをお腹側から見て下あごの形などを見る必要があるみたいです。
ホウネンエビ
田んぼに行くと、オタマジャクシの中にホウネンエビが泳いでいました!
11対ある足を、せわしなく動かしながら元気に泳ぎ回っていました。足の下の玉ねぎみたいな形しているのが卵。撮影後すぐに田んぼに逃がしました。
詳しくはこちら
詳しくは下のURLから「のまはら生き物図鑑」に飛ぶことができます!
毎月更新予定なので、定期的に確認していただけるとおもしろいと思います。7月18日(日)には念願のマルシェ出店など盛りだくさんの日々が続きますが、これからもnoteで報告できればと思っています。
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