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ブログはオワコン?テキストは読まれない時代になるのか

数年前からブロガーさん界隈で、良くささやかれている話題がブログアフィリエイトの終焉という話。

「ブログは終わった」という人の根拠は、個人ブログで稼げる時代が終わった、資本力のある大手企業や出版社のSEO対策に太刀打ちできない、テキストは読まれなくなってきている...というポイントがあります。でも、果たして本当にそうでしょうか。

私がブログアフィリエイトという世界に入ったのが2014年。そのころはさまざまなSEOの手法がネット上にゴロゴロ公開されていました。

中には、検索エンジンの裏をかくようなテクニックもあり、そういったSEOに依存していたブログやサイトは、数年後のアップデートで吹き飛ばされることになります。

同時に、それまではウェブマーケティングに消極的だった大企業が、アフィリエイトの世界に乗り出してきましたね。資本力があるので、質の良い記事を大量に用意することができ、専門家がチームを組んで行うSEO対策も相まって、もはや個人ブロガーが勝負できるような状態ではありません。

私の運営しているブログやサイトも、このあおりを受けて大きく収益が減少してしまっています。

一方で、テキストが読まれなくなったという話もありまして。

みなさんは本をどのくらい読むでしょうか。私自身あまり本は読みませんが、だからといって「テキスト(文字)を読まない」わけではないんですよね。

ネット上にはさまざまなSNSやウェブサービスがあって、以前としてテキスト中心のサービスは多いし、私ももっと文章を読みたいという欲求があります。

無料で読むことができるネット上のコンテンツはその品質もピンキリ。時には、どうして無料で公開しているのか疑問に思うくらい良質な記事もありますね。その一方で「くだらない」文章だって少なくありません。

じゃあ、おもしろい記事を読みたい人はどうすればいいのでしょうか。自分で、「この人の文章を読みたい」という人のファンになるしかない..ということになりますが。

余談になってしまったので、元に戻しましょう。要するに「テキスト(文章)を読まなくなる時代」なんて来ないと思っているということです。

私はブログを書く傍らでボイスブログという形の音声コンテンツも配信しています。でも、やはりテキストには文章の楽しみ方があると思うのです。だから、ボイスブロガーになっても文章を書くことはやめないし、他の人の文章ももっと読みたいと思っています。

そういう意味で、ブログという情報発信手法はなくならないし、読む人がいる限り何らかの形で収益化する方法も存続するはずだと信じているのです。

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