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アーティスト 五十嵐靖晃さん

こんにちは。
宮崎県立芸術劇場の企画制作係スタッフSです。
今回の記事から、このプロジェクトのメインアーティスト3名
の紹介をします。
まず初回の今日は、アーティストの五十嵐靖晃さんです。

五十嵐靖晃さんは1978年、千葉県のご出身です。
活動の中で日本や世界の各地を飛び回り、たくさんの人と関わりながらその土地のことを知り、自然を感じ、自身の表現につなげ、各地でさまざまなものを残してこられています。

代表的なプロジェクトに、
福岡県の太宰府天満宮で千年続くアートプロジェクトを目指す
「くすかき」(2010~)、
漁師らと共に漁網を空に向かって編み上げ土地の風景をつかまえる
「そらあみ」(瀬戸内国際芸術祭2013・2016)などがあります。

五十嵐さんの詳しいプロフィールはこちらのホームページをご覧ください。

五十嵐さんはこのプロジェクトのため4月末に宮崎へ来県され、都井岬を中心に2泊3日のフィールドワークをされました。
都井岬のさまざまな場所をめぐり、支えている方の話を聞き、都井岬のことを知っていただく機会になりました。
私もフィールドワークに参加し、ともに3日間過ごしました。ここで少しその時のエピソードを書かせてもらいます。

五十嵐さんと私は都井岬を訪れるのは初めてでした。あの素敵な風景を想像し、心躍らせながら都井岬の地に足を踏み入れたのですが、、、実はその数日は春の嵐が訪れていて、想像以上の大暴風雨に見舞われました。
写真で想像していた、あの穏やかな風景のイメージが強すぎて余計驚き、岬ってこんなに風が強くて天気が変わりやすいということに気づきました。
3日間の中で夜に都井岬灯台を見に行ったのですが、この時も嵐で、ここでしか体験ができない臨場感(恐怖)が襲ってきました。灯台は稼働していましたが強風と霧が立ち込め光が閉ざされていました。私達も興奮と恐怖が入り乱れて一同夢を見たかのような夜を過ごしました。
そこで私は、五十嵐さんは本当になにかもっている方だなと思いました。そんな五十嵐さんと時間をともにできたフィールドワークは貴重な体験になりました。

スタッフS撮影

五十嵐さんのワークショップの中で都井岬のもつ魅力の再発見や、地域の方々と一緒につくっていく新たな魅力の創造が本当に楽しみです。
私も少しでも力になれるように尽力したいと思います。

次回は、影絵師で音楽家の川村亘平斎さんをご紹介いたします。
また次の投稿も楽しみにお待ちください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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(宮崎県立芸術劇場スタッフS)

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