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アメリカの医療機関へ…。海外保険適応、検査結果はボイスメッセージで受け取り。

海外20カ国の旅の道中、一度たりとも病気になったことないのに、今回ばっかりに…それも医療費が高いと有名なアメリカで!

絶望しながら、血液検査を受けることになると、
彼がすかさず私の手を握った。

「僕の手を握って、僕の目を奥深くまで見て」

彼の目に吸い込まれている間に、注射が終わっていた。

看護師さんも笑顔でにっこり。

子宮頸がんワクチンで身体に異変があって以来、なんとなくトラウマ化してしまった注射。

そんな私の気持ちを優しく受け止め、私の左手をしっかり握って、まっすぐ見つめてくる彼のことを心から守りたいし、喜ばせ続けたいと思った。

彼が何か困ったことがあったら、真っ先に助けたいし、そばにいれる人になりたい。

大切な人が苦しんでいる時に、寄り添うことすらできない人生なんて絶対に嫌だ!
例えば、受験前だったり、仕事がピークで忙しいから、とか言い訳して、本当に大切な人が苦しんでいる時に、そっちのけの人生は何があっても送らない

と改めて決意したのだった。

アメリカでお世話になった医療機関

後日、血液検査の結果がSMSで届き、特に深刻な病気ではなかったことがわかったので、ご安心を…!

というか、

血液検査の結果がスマートフォンに届いた

SMSであったり、ボイスメッセージで診断結果が届くってすごくない?

日本では、私の経験上、
「1週間後もう一度病院に結果を確認しに来てくださいね。」
と言われることが殆どだった。

追加でお金を払うことで、電話で結果を確認できる医療機関はあったが、
それも自分から電話をして確認する必要があった。

アメリカの快適な医療制度に、心から感激した。なんでも経験してみるべきだ。

お医者さんと看護師さん、全部で7人ほどいたが、全員女性。
受付には暖炉とかわいいクリスマスの飾り。
かっこいい黒人のドレッドの女性とピンク色の髪の女性が笑顔で迎えてくれて、医療機関からは力強さが溢れていた。

診断結果を踏まえて初診日に処方箋を出してくれ薬を飲んでいたのだが、
新たに他のバクテリアが見つかったということで5日後にはさらに別の効果的な種類の薬を処方してくれた。

すべてオンラインで完結

改めて薬局からボイスメッセージが届き、
「薬を手配したので、取りに来てください」とのこと。

薬局から、位置情報や薬情報がSMSで届く

なんて、便利なんだ…。

お医者さんに関しても、患者からの質問すべてに答えてもらえることが、感動的だった。

日本の病院の診察でよくあったのが、

症状を軽く確認した上で、
「こちらの薬飲んでくださいね。お大事に。」

ちょっと待って。理由聞いてない…。

「なぜ、この薬が良いと判断されたのですか?」
「今から注射を打つのであれば、注射の中身を教えてください。」
「今後、同じような症状を繰り返さないためには、どのような予防ができますか?私の仮説は…ですが、どのように考えますか?」

今まで病院に行く度に、たくさん質問してきた。
大体、答えがないか、面倒くさがられて終わり。

そんなことを繰り返していると、
病院が信用できなくなり、なるべく病院に行かなくなった。

全ての病院がそうというわけではないが、その割合が半分以上で、

根本的な治療にならない確率が高いのに、
気軽に病院にいく意義を見いだせなくなった。

それよりも、自分の身は自分で守る。
自己責任で、自分の心身の健康を管理する方に、力を入れたい。

しかし、どうしても時には体調を崩すこともある。

去年の秋は、日本で挑戦したいことが沢山あったが、体調を崩してしまった。
その時、アメリカからきた彼に「病院に行きなよ」と言われたが、

「行きたくない、本質的でないリスクがあることにお金と時間を使いたくない」

私の病院での経験を彼にシェアすると、とっても驚いたようで、

「アメリカでは全部しっかり説明されるよ。お医者さんは、患者さんに、なぜこのような対処をしていて、どのように効果的なのかすべてしっかり説明し、患者さんにも質問がないか、確認もしてくれるよ」

と教えてくれた。

今回のアメリカの病院での経験で、その意味がようやくわかった。

身体の異常反応をもとに考えられる病気があれば、診療科の垣根を越えてすべての検査を受けることができた。
(もちろん相談の上で受ける可否は決まる。)

数値から背景まで詳細に説明される

そして、お医者さんは、結果を元に状態を詳しく説明し、なぜ薬を処方する必要があるのか、薬にはどんな具体的な効果があるのか、
数枚にわたる紙を見せながら詳細に説明してくれた。

その上で、「質問はありますか?」

全く違う世界だった。

もちろん、わたしが使った保険がUnited Hearth Careで、アメリカでは少し高めの方の保険だったから、丁寧な診療だったとも言える。

でも、教育現場も職場も含め、日本では

脳死でやりすごす

ことが当たり前になってしまっているのではないか?

その結果、病院のみならず、学校でも、仕事でも、
質問する前にとりあえず言われたことを実践して、それから質問の時間を割いてもらえる

ような気がする。

そのままで日本は良いのか?

ところで、愛用しているエポスカード。

自動で海外保険が付いてくるので、アメリカの治療費はなんと無料で受けることができた。

エポスカードのクレジットカードの仕組みに心から大感謝です。

エポスカードの海外保険担当の方の電話がアメリカからも繋がり、迅速に対応してくださりました。

キャッシュレスの医療機関を見つけておすすめしてくださったりして、本当に助かりました。

海外旅行頻繁に行く方はエポスカード、おすすめです👇

楽天モバイルが、海外から日本国内への発信も無料でできるので、それも大変助かりました。


改めて、私は冒険を続けるべきだし、異文化の刺激に触れ続けるべきだと思った。

外部からのショックを受けながら学び続け、
常識に囚われないクリエイティブ精神を持ち続ける。

いつでもどこでも感覚を研ぎ澄まし、
時代の変化にいつでも対応できる人間でありたい


私の夢である空き家活用×ノマド誘致事業のために使わせていただきます🌎🐞