星野源のライブの感想(2019/02/03)

星野源のラジオがすごく好きだ。初回放送の時に言っていた「あなたを見てるんです。今そこで聴いてるあなた。メールもしない、ツイッターもしない、どこかで感想も言わないあなた。あなたとコミュニケーションとれたら嬉しいです。」という言葉に、特に留学中は支えられていたと思う。毎週の生きる楽しみに聴いて、次の週が来るまで何回も何回も同じものを繰り返した。割と辛いこともあった孤独な留学生活を一緒に戦ってくれた気がしている。

そんな星野源のライブに行ったのだが、それがもう、、本当に最高だった…。なんというか、ラジオの中に浸っているような感覚だった。いろんな記憶が蘇った。私を含む大勢の人が1つの塊ではなく個人として存在していて、一対一で星野源と向き合っているような気がした。ライブとか大勢が盛り上がっている場所に行くと、大体はその塊になりきれず自分とその他が分離していくような感覚になるのだけど(←ただのいんきゃ)、根本的にそういう概念がない空間だった。とりあえず、感動したし、笑ったし、最高に楽しかった。


あと、曲に保存されている思い出とか感情ってずっと新鮮なままなのがすごい。冷凍保存。それがぶわぁ〜っと溶ける感覚も生で味わえた。心が終始じわじわしていた。会場にいる人すべてに別々の意識があると思ったらまた感慨深い。本当に素敵な時間だった!帰り道は大量の傘がぴょこぴょこしていてなんだか暖かかった。行きは憂鬱だった雨が帰りにはとても綺麗に見えた。