「いただきます」出すか出さないか問題
私がまだ大学生だった頃、少し悩んでいたことがある。それは「ぼっち飯の際、いただきますを口に出すか出さないか問題」だ。9月という中途半端な時期に卒業した私は、4月からの約5か月間ほぼ毎日ぼっち飯をかましていた。さびれた食堂にポツンと座り、サバの味噌煮定食を前にして手を合わせる。「ぃ、ぃ、ただきマ..suu.....(あれ、、いただきますってどうしてたっけ...)」と心の中の「いただきます」のやり場に困る日々が続いた。何も言わずに食べ始めれば良さそうなものだが、変な罪悪感のような