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50代、ほぼひきこもり。でも腹筋割れてます。

1日の歩数が数百歩

私はフリーランスの翻訳者として、ここ10年以上ほとんど家から出ない生活をしてきました。

仕事ばかりで、外出の時間もほとんどとれませんでした。

そんな生活なので、運動不足が気になってはいたもののジムに通う時間の余裕などなく、そのことから目をそらして考えないようにしていました。

そんな生活を長く続けていましたが、なにせ1か月に2日しか外出しないような生活で、日々の運動が机とトイレの往復だけという状態はさすがにまずいと思うように。

歩数にすると1日たったの数百歩(!!)です。

このままでは寝たきりまっしぐらだと思い、
何とかしなければ!と、重い腰を上げることにしました。

毎朝のピラティス

そんな時、ふと思い出したのが、大昔に通ったことのあるピラティスです。

今ほど仕事が忙しくなかった30代のころ、通い放題のチケットを買って、1か月間、ピラティススタジオに集中的に通い、基本的な動きを身につけました。

1か月しか通っていないので、覚えたのは本当に基本的な動きばかりです。

その時に覚えた動きや、You Tubeのピラティス動画をもとに再びピラティスを始めました。

自宅で仕事を始める前の20~30分。
これを毎日のルーティンに組み込みました。

なにせ日々納期に追われる生活をしていますから、毎日決まった時間に決まったことをやるのはもともと大得意です。

要は、納期と同じだという感覚です。

長い翻訳者人生の間、納期には一度も遅れたことがないので、毎朝の運動を納期と思う、という作戦はかなり上手くいき、

そんな作戦のおかげで、毎日同じ時間に、同じ量の運動をきっちり続けることができました。

腹筋が割れた

最初はただ「運動不足をどうにか解消しなきゃ」という思いで始めた朝の運動習慣でしたが、続けるうちに、なんと意図せずして腹筋がうっすら割れてきたではないですか。

食事制限もしていないですし、ハードなこともまったくやっていません。

ただ毎日同じ時間に、同じ量の軽い運動を続けていただけです。

それでも、今では腹筋も背筋もいい感じに引き締まり、姿勢も「いいね」と言われるようになりました。

結論

運動は、毎日同じことを同じ時間に、負担にならない量で薄ーくやると、結果的に長期的に続けられて、良い結果が出るということを身をもって経験しました。

特に、必死に頑張らなくても、気づかないうちに腹筋を割ることができるのには驚きました。

この「薄ーく」というのが、精神的な負担にならず、長く続けられる一番のポイントではないかと思います。

結果が出るまでには少々時間はかかりますが、運動を始めたいなと思っている方は、まずは薄く、生活に組み込むことから始めてみてはいかがでしょうか?


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