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【夫婦関係コラム】「ヤンキー文化」は「浮気文化」!人の本質は「○○」を求める!

現在、「ヤンキー」と言う言葉は、

死語になりつつありますね。

でも、

一昔前、老若男女問わず、誰もが、

ちょっと「悪ぶる」ことに憧れを抱く時代がありました。

若者は「ビーバップハイスクール」に魅了され、

女性たちは、制服のスカートの丈を長くし、

バブル期には、扇子を持って踊っていました。

その後、「ちょい悪おやじ」なんて言葉も流行りました。

女性であれば、

小悪魔、悪女、ちょい悪女子なんて言葉もありました。

人は、別に「悪者」になりたい訳ではないですが、

ちょっと「悪ぶってみたい」願望は、

誰にでもある、本能のようなものなのかもしれません。

で、その「ヤンキー」たちは、どこ行った?

ってお話をします。

実は、

「ヤンキー」への憧れは「浮気」への憧れに

変化しているだけかもしれないのです。

人間の習性

結論から書きます。

「人の習性」とは、

「ないものねだり」

です。

隣の畑が良く見えるのも

「ないものねだり」

です。

ヤンキーが格好良く見えたのも、

自分ができないことを、

彼らや彼女たちがやっているからです。

奇抜なファッションやちょい悪系も

実際、自分がやってみると、案外、似合わなかったり、

サングラスかけてみたら、

予想以上に怖くなってしまったり、

自分ができないことに

人間は憧れを抱くのです。

でも、

「ヤンキー」たちと言うのは、

実は、

「心の逃げ」

だったのです。

「んん、、、どういう事?」

突然言われても

意味が分かりませんよね。

その説明をしていきます。

居心地のいい場所

すべての「ヤンキー」とは言いません。

ですが、

大方、

多くの「ヤンキー」たちと言うのは、

家庭に問題を抱えている若者たちでした。

つまり、

家に自分の居場所がなく、居心地の悪さから、

学校やコンビニの前に集まってきました。

格好はちょっと反抗的な服装です。

そんな、同じ境遇の仲間の集まる場所が

心地よかったのです。

だから、

居心地の良さを求めて、集まってきました。

これが本心だと思います。

そして、

人間と言うのは、

「居心地のいい場所」を求めて、

行動してしまう生き物なのです。

これは、

人間に限らず、生き物全部です。

ちょっと例を出しましょう。

最近の温暖化で、

日本近海で取れない魚が多く水揚げされるようになりました。

より良い環境に流れてきた魚たちです。

居心地がいいんでしょうね。

家で飼っている猫ちゃんは、

お腹が空くと、ちゃんと餌をくれる人のもとへ擦り寄ります。

自分にとって居心地のいい人が分かるのです。

植物だって、

お日様の方へ全身を向けますよね。

日の光が居心地いいんです。

人間だって、

同じ生き物です。

居心地のいい方へ寄っていくものなのです。

ニュース番組を見るより、

バラエティーを見てしまいますよね。

嫌いなシイタケを敢えて食べるより、

好きな、牛肉を食べたいですよね。

なんでも素直に「はい、分かりました」

って言う後輩と、

「え、それはできません」

って後輩のどちらを可愛がりますか?

いつも笑顔でニコニコな上司と、

いつもムスッとして文句ばかり言う先輩と、

どちらとランチに行きたいですか?

家に帰って、

「お帰りなさい」って、飛んできてニコッと微笑む奥さんと、

挨拶しても横目でチラッと見て、舌打ちする奥さんと、

どちらの奥さんの家に帰りたいですか?

いっつもピリピリした家庭と、

ホンワカした浮気相手のアパートと、

どちらに足が向いてしまいますか?

これは、

生き物全体の「習性」です。

「良い」「悪い」ではなく、

本能みたいなものです。

本能を押し殺す

でも、

他の生き物と人間が違うのは、

「理性」

があることです。

いけないものはいけない、

と判断することができる点です。

ここで、

「栄養のバランスが崩れるから」とか、

「後輩を育てるのだって自分の仕事だ」とか、

「こんな奥さんにだって笑顔で挨拶しなきゃ」とか、

「浮気はダメだ」

なんて、本能に逆らった生活を続けていると、

ある日、

突然、壊れてしまうのです。

そして、

壊れ方は、様々です。

病気になる、

会社を辞める、

浮気をする、

家を出る、

妻を殴る、

盗みをする、

薬に手を出す、

後輩をいじめる、

旦那さんを無視する、

盗撮をする、

物を壊す、

などなどです。

人間の精神とは、

結構、簡単に壊れてしまうものです。

ことの大きい、小さいはあったにせよ、

やはり、人の道に外れるようなことを、

意識的にやってしまうのは、

何か悩みを抱えているからです。

このストレス多い社会、

せめて、

夫婦間だけでも、

ストレスなく生活できるようにしたいものです。

だからと言って、

ただ、本能のままに、

嫌いなものは食べず、

殴りたいときに人を殴り、

居心地のいい浮気相手の所に入り浸るのがいい訳ではありません。

ですが、

その本能のままに生活できる場を作ってあげることが、

一番の得策です。

自分にとっても都合のいい、

相手の本能を考えることです。

例えば、

パートナーが病気になって困るのであれば、

分からないように牛肉にシイタケを混ぜるのです。

「それは、できません」

っていう後輩には、できることは何か考えて、

仕事を振るのです。

旦那さんが浮気相手のもとへ行ってしまうのなら、

浮気相手より居心地のいい家庭を作ってしまえば、

本能で旦那さんはあなたの家庭を選ぶのです。

つまり、

相手が本能のままに生活できるようにしてあげることができるのは、

あなたなのです。

居心地のいい場所づくりは、

あなたの仕事、

と言うことです。

居心地のいい場所が作れれば、

本能であなたのもとへ

相手は寄ってくるのです。

それは、

女性でも男性でも同じことです。

まとめ

「ヤンキー」は見なくなりましたが、

決して、

そんな人間がいなくなった訳ではありません。

むしろ、

生きにくい世の中で、

そう言った人たちは、増えているはずなのです。

そう言った人たちの居場所がなくなり、

ついに、爆発して「犯罪」が増え、

行き場所のない若者は、「ニート」として家にこもり、

結婚しても3組に1組は「離婚」をする時代となってしまったのです。

形が変わっただけで、

人間の本質は変わりません。

「浮気」するから「離婚」

なのではなく、

「浮気」しなくていい居場所づくりを考えてみては、

いかがでしょうか?

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