桜美林大学雷ゼミ生とコラボ手帳を作るプロジェクト②制作進行中!
こんにちは!NOLTYプランナーズの内山です。
桜美林大学雷ゼミの学生さんたちとの手帳制作プロジェクト、引き続き絶賛進行中です!
企画ミーティングも4回目を迎え、佳境に入りつつあります。今回もミーティングの様子をお伝えしていきます!
―前回までのあらすじ―
桜美林大学の雷 海涛先生と当社とのつながりから、雷先生のゼミ生と手帳を企画・制作することに。ゼミ生の中で「手帳好きだしやってみたい!」と手を挙げてくれたのが、3年生の松下 舞さんと小川 未羽さんです。就職活動を間近に控え、「自分を知ること」に興味をお持ちのおふたり。コンセプトは「自分を知り、就活にも寄り添ってくれるお守りになるような手帳」に決定しました。
今回の打ち合わせ①学生へのアンケート結果共有
商品開発にあたり、販売ターゲットの理解はとても重要!松下さんと小川さんから、大学の同級生や知り合いの同世代の方にアンケートを取っていただきました。
アンケート結果を見て、小川さん松下さんも「『今後使いたい』という回答が予想以上に多くて安心しました」とお話されていました。やはり「できる社会人といえば手帳」といったイメージを持たれている方も多いのかもしれませんね。また、今回のテーマである「自分を知ることができる手帳」への共感度も高く、制作を進めるにあたってうれしい結果となりました!
今回の打ち合わせ②手帳の制作
前回の打ち合わせで、基本的なフォーマットや資料ページのテーマは決定していました。決まってほっと一息…とはならず、むしろここからが本番です!「表紙のどこにロゴを入れるか」から始まり、「年間カレンダーを何色で刷るか」「月間カレンダーのメモ欄はフリーか、項目名を入れるか」などなど、選択と決断の連続。迷いつつも、ひとつずつ話し合いながら着実に進めていきます。
そしてそして、一番の鬼門が資料ページ!ラフ案をおふたりに作っていただき、全体のイメージはざっくり出来上がっていましたが、今回は主にタイトルや項目名などの表記を詰めていきました。カレンダーページではスマートな印象を持たせるために英語表記を多くしていましたが、資料ページでは単純に英訳してしまうとユーザーにはパッと伝わりづらい。でも長々とした説明文は付けたくないし、固い印象にもしたくない!じゃあどうやって表現する?というところに頭を悩ませました。
例えばこの人生を表すグラフのページ。右側の『ターニングポイント』の右枠には『ターニングポイントがその後の人生にどんな影響を与えたか』について書いてほしいけれど、どう書けば伝わるか議論になりました。
「人生に与えた影響だから…影響を和訳するとInfluence?Effect?」
「ユーザーに意味が伝わらないかも…」
「『影響』よりも『それをターニングポイントと思う理由』のほうがシンプルでいいかな?」
「理由だったらReason?」
「うーん…ユーザーに伝わるかな…」
「あ、『WHY?』はどう?」
「それなら伝わりそう!」
といった感じで、デザイン性とユーザーにとってのわかりやすさの両立(これが難しい!)を目指し、一つずつアイデアを出し合って決めていきました。
それでは最初いただいたラフ案と、今回話した内容をもとに作成した原稿をちょっとだけお見せします!
最初はふんわりしていたイメージが、どんどん手帳として形になっていっています!!
この原稿をパートナー会社さんにお渡しし、印刷用の原稿を作成していきます。着実に完成に近づいていますよ~!
今回の打ち合わせ③販売計画
実は今回は商品の企画制作だけでなく、販売まで小川さん松下さんのおふたりに行っていただきます!販売に関する目標や販促方法についても考えていきます。
ここでピンチ!大学が2月頃から春休みに入るため、販売できる期間が1月末の1週間のみなのです。短期間で売り切るためには事前にさまざまなチャネルでPR活動をしなくては!となると、手帳本体の校了後、息つく間もなく販促ツールも作らないといけません。
また、PRのために学内のイベントに出たいし、学内のメーリングリストも使いたい!販売もおふたりが在籍する新宿キャンパスだけでなく、別キャンパスでもできないか?と話が膨らんでいき、学校の事務局や先生との調整も必要になってきました。
やることが盛りだくさんで本当に大変です…。でもせっかく作る手帳、たくさんの方に手に取ってもらえたらいいですよね!(そしてこの経験がきっとおふたりの将来に役立つはず!)
この日の打ち合わせは2時間半に及びました。考えることもやることも多くて大変ですが、小川さん松下さんはずっとポジティブに明るく取り組んでくれました(涙)。
また、今回の打ち合わせにはNOLTYプランナーズ側から営業担当者2名、制作担当者、広報のわたくし内山が参加しました。プランナーズ社員からは「これはユーザーに意味が伝わるかな?」と投げかけたり、学生さんが悩んだときにはアドバイスなどもしつつ、打ち合わせの大半は一緒に頭を悩ませていました(笑)。みんな一緒になってああでもないこうでもないとワイワイ進めるのが、モノづくりの楽しさですよねー!
ここからはできた原稿を見て、赤入れなどしつつ完成に近づけていきます!
それでは次回もお楽しみに~!
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