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世の中の感情が動いていることときちんと向き合う

おはようございます!
実は、人が熱狂したり、炎上したり、騒ぎになっていると、途端に冷静になり(冷め...)、距離をとったり、目を背けてしまいがちな Kaori です。(でも、この癖、直したい、と考えています。)

こんな書き方をすると、嫌われそうですが、そのリスク込みで発信していくと決めたので、書きます。

例えば、ディズニーランド。エントランスで門が開くのを待ち構え、我先にと走っていく人々を見ると、私は途端に気持ちが冷め、行きたくなくなったりします。
例えば、ポケモンGO。あんなに世界的に流行ったゲームに対してすら、なんで「ゲーム」にそこまで熱狂できるのかな、時間あっていいなとか、やりもせずに、そんな感想を持って思考停止したりします。しかも、どえらいところからの上から目線。
例えば、100日後に死ぬワニ。へーっ、炎上しているんだ。以上。自分には関係なさそう、と決め付け、なぜ炎上したのか、踏み込んで考えなかったりします。

もう、こんなの氷山の一角です。

で、こういう、斜に構えたというか(使い方、間違っていたらすみません)、上から目線というか、私は大衆とは違うのよ的な態度を改めようというのが、本投稿の趣旨なので、どうか(できれば)許してください。

そう考えた理由は、ポジティブにしろ、ネガティブにしろ、「人の感情がぐわっと動いているところ」、そこに今の「社会」の「関心」「ニーズ」「思い」がある、と今更ながら、やっとのことで、思えたからです。そこに関心を持たず、よくもまぁ、社会人を13年もやっていました。それで「仕事ができている」と思い込んでいたのですから、とんだ勘違い野郎です(言葉が悪い!)。

そこで、今更ながら「100日後に死ぬワニ」を読みました。それに付随する、広告なども見ました。

でも、正直なぜ炎上したのか、私には、読んだ瞬間には分からなかった(決局分からないのかよ!というツッコミが聞こえてきます)。

「人はいつ死ぬか分からない、平凡な毎日でも、明日終わりがくるかもしれない。生きていることに感謝して、毎日きちんと過ごしていかなきゃな、いい内容だな。」「いきものがかりの曲もストーリーにぴったりで、いいね!」「ネットで公開されているのに、書籍化されるんだ。ネットでもストレスなく、サクサク見れちゃうし、買う人いるのかな?」

というのが、感想で、え…なぜ、これが炎上したの??と、理解できず、各種のコメント、評論に目を通しました。

私は、この4コマ漫画を毎日楽しみにフォローしてきたわけでなく、炎上して騒ぎになったから見たようなもので、しかも、その騒ぎから1ヶ月近く経って「今更」読んだからかもしれません。

自分が毎日楽しみに、応援してきたクリエーターさんの作品は、ただのビジネス広告だったのか?ステマだったのか?というがっかり感。それが、読者の違和感となって炎上したのですね。なるほど。

コロナも深刻化の一途をたどり、なおさら、世の中が今まで以上に「日常生活」の脆さと身近な「死」に対して、敏感になっているからかもしれません。それを、ビジネスにしやがって!けしからん的ながっかり感でしょうか。

でも、クリエーターさんが稼いじゃいけない、とは、誰も思っていない(はず)。
でも、こういうお金の払い方、稼ぎ方されるのは、なんとなく嫌。
じゃ、世の中はどうしたら、違和感なく、このクリエーターさんにお金を払うのか。

きっとそこに「考える余地」があって、その答えを各々が探るとてもいい機会になりそうです。

というわけで、これからは、世の中の感情が動いていることときちんと向き合って、自分事として、考える癖をつけていきたいと思ったのでした。

それでは、今日も元気に「どうやったら、世間は気持ちよくお金を払うのか?」という命題を考えて過ごしたいと思います。

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