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娘は、やはり実家に寄り付く。

今日は、COVID-19で延期していた実母に感謝するランチ会を楽しんできた Kaori です。

母には、本当にお世話になっています。育休期間中、子育てに手いっぱいになってしまった時は、実家に息子を連れて行っては面倒をみてもらい、私がヘアサロンやエステに行くなどの自由時間をもらったり。腰を痛めて、育児ができなくなった時は、自宅に来てサポートをしてもらったり。もちろん、働いている時も、子供が病気の時などはたくさん助けてもらいました。

もしかすると、育ててもらっていた期間よりも、この育児を手伝ってもらっている期間の方が素直に母への感謝の気持ちを感じている気がします。

母は64才。でも、今の64才って、おばぁちゃんって感じがしないですよね。やはり、母も含めて、昔より若く見える方が多いです。

娘4才もいわゆるテレビアニメに出てくるおばぁちゃん(例えば、ハウルの動く城のソフィー)は、89才のひぃばぁをイメージしているようで、おばぁちゃんだとは思っていません。家族が若く、生き生きしてくれていることは本当に幸せで、嬉しいことですね。

アクティブ・シニアというのが、本当にぴったりと思いますが、人生を楽しんでいていいなぁ...と微笑ましく見ています。というのも、やはり、母は専業主婦で、子供3人を育て、おそらく、本当に長いこと自分のために時間を使わず、子供や家族のために、全て時間を使って来てくれた...と今になって思うからです。

もちろん、祖父母の介護が始まり、再度時間の制約を受けているのは見えますが、それでも、5年前に一番下の妹が結婚して、母は、とうとう全てのミッションから解放された雰囲気であふれていました。より自由に、人生を謳歌しているように見えます。

娘は、結婚しても実家によりつく、というのは、本当にその通りで、私は、結婚しても、ずーっと、実家の近くにいます。もちろん、そうではないご家庭もあると思うのですが、「息子」との比較でいうと、その通りなのかなと感じます。個人差はあると思いますが、弟は、そのあたりの愛着はあまりなさそうですし、男3兄弟の夫も実家との関係はかなりドライです。

私の場合、自分が生まれ育った場所に愛着があるということもありますし、やはり、両親や祖父母の近くにいたい、そして、もし助けてもらうなら、実母の方が頼みやすい...というのも本音です。

でも、母とはずっと仲が良かったかというと、そんなことはなくて、思春期は毎日のように喧嘩していたと思います。

「スカートが短い〜!!」「ルーズソックス履くな〜!!」

「うるさいよ〜。この方が可愛いの!!」

毎日、そんなやり取りを繰り返し、私も、母の小言に疲れ、駅のトイレで、スカートを短く調整し、ルーズソックスに履き替えるということもしていました...www

弟や妹に比べて、私ばかり我慢させられている!!!と、不器用な長女は、いつも母と口喧嘩をしていました。そんな不器用な姉を見て、おそらく弟も妹ももっとうまくやりくりしていたのだろうな...と思います。

でも、ふと今考えてみると、昔は、私が一番喧嘩したけれど、今現在、弟よりも妹よりも、一番実家に寄り付いて、一番母に頼り、一番母とお出かけしているのは、私ではないか?と思うのです。不思議ですよね。

何が正解か分からないけれど、私の事例から判断すると、小言を言われ続け、衝突はたくさんしてきたけれど、結局、今、仲良しじゃん!ということ。

私も、娘を叱っちゃった〜とくよくよするのですが、逆に、そこを、きっちり言い合う、話し合う、喧嘩することで、実は、より良い関係が気付けるのかもしれないですね。そうやって、言い合えるのも、きっと、ここで言い合っても、「母は私のことを捨てない」と思っていたからだと思います。きっと、そう思えることが、心理的安全性が確保されている状態なのでしょう。

それでは、皆さん。忙しい中でも、家族や両親、祖父母と過ごす時間を大切にできるといいですね。若く見える家族も自分も、流れていく時の中では、今この瞬間が一番若くて、一番体力があるということを忘れずに、時間を大切に過ごしたいですね。

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レヴェイヨン/フレンチ/尾山台駅



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